今年のプロレス界の顔は誰になる?
昨年の東スポプロレス大賞MVPは、なんとスターダムの上谷沙弥!
女子レスラーとして史上初のMVP受賞という、プロレス大賞の歴史に新たな1ページを刻んだ。
一方、昨年はNOAHのOZAWAも大きなインパクトを残し、年間を通じて話題の中心にいた。
しかし、2026年は様相が違う。
男女ともに大活躍した選手が多く、誰が受賞してもおかしくない。
昨年のOZAWAや上谷沙弥のように、誰もが納得する圧倒的な存在がいるかといえば、少々悩ましいところだ。
いや、これは選考委員も大変でしょう。
候補がいないんじゃない。候補が多すぎるんです!
それだけ今年のプロレス界が充実していたということでもある。
では、個人的に注目するMVP候補を団体ごとに見ていこう。
新日本プロレス:IWGPヘビー 辻陽太
まず、新日本プロレスからは辻陽太を推したい。
2025年のプロレス大賞では、年間最高試合賞を受賞した辻。そこから2026年は、いよいよ新日本の頂点に立つ一年となった。
1.4東京ドーム大会でIWGP世界ヘビー級王座を奪取したかと思えば、今度はIWGPヘビー級王座へとベルトをリバイバルした。
新たな時代を象徴する王者として、その存在感を強めてきた。
もちろん、王者になれば安泰というわけではない。
一度は王座から陥落しながらも、再び頂点へ。
G1 CLIMAXを制した大岩陵平との対決も制し、王座防衛を重ねてきた。
何より、試合だけでなく発言でも話題を提供してきたのが辻らしいところ。
ブシロードのカード事業に関する発言など、物議を醸す場面もあったが、それも含めて新日本の中心で存在感を放ってきた。
リング上でもリング外でも話題に事欠かない。
まさに、制御不能ではないものの、目が離せない存在だ。
全日本プロレス:満場一致で最高の三冠 宮原健斗!
続いて、全日本プロレスからは宮原健斗。
これはもう、最高の男を外すわけにはいかないだろう。
近年の宮原は、全日本のエースとして団体を牽引し続けている。
2016年に史上最年少で三冠ヘビー級王座を戴冠。以降、何度も三冠の頂点に立ち、全日本の顔として存在感を示してきた。
そして2026年は、三冠ヘビー級王座の連続防衛記録更新という大きな記録に挑戦。
歴代最多記録の更新、そして前人未到の11度目の防衛に王手をかけるところまで迫っている。
いや、最高の男は記録まで最高を目指すのか!
さらに、全日本プロレスを語るうえでは、斉藤ブラザーズの活躍も外せない。
一般メディアへの露出も増え、プロレスファン以外にもその名前が浸透。安齊勇馬も若きスターとして団体を盛り上げ、全日本の勢いを後押ししてきた。
個人的には、安齊が三冠ヘビー級王座を戴冠し、その後も防衛を重ねていれば、MVP争いに食い込む可能性も十分にあったと思う。
それだけ今年の全日本は話題が豊富だった。
NOAH:制御不能なカリスマ 内藤哲也
そして、NOAHからMVP候補を挙げるなら、やはり内藤哲也ではないだろうか。
いや、所属選手じゃないでしょう!
というツッコミは当然ある。
しかし、今年の内藤の活躍を振り返れば、候補として名前を挙げたくなる。
2023年には、武藤敬司の引退試合で勝利し、G1 CLIMAXも制して3年ぶり4度目のMVPを獲得した内藤。
その後も新日本のトップ戦線で存在感を示してきたが、2026年はNOAHのリングを主戦場の一つとして、新たな挑戦を続けている。
元日から参戦し、BUSHIとのタッグでGHCタッグ王座を初戴冠。
さらに、ついにNOAHの最高峰であるGHCヘビー級王座にも到達した。
新日本時代からの人気と実績を背負いながら、NOAHのリングでも結果を残している。
しかも、内藤はリング上だけにとどまらない。
YouTubeではNOAHの武田有弘取締役と団体の発展について対談するなど、外部から参戦する立場でありながら、NOAHの未来についても発信している。
ここまで来ると、所属かどうかという枠組みだけでは語れない存在感がある。
もちろん、MVPは単純なタイトル獲得数だけで決まるものではない。
団体への貢献度、年間を通じた話題性、プロレス界全体への影響力。
そうした要素を考えれば、内藤哲也の4度目の受賞も決して夢物語ではないだろう。
ここまで辻陽太、宮原健斗、内藤哲也の3人を挙げてみた。
現時点では、この3人が有力候補になるのではないかと考えている。
もちろん、ここから年末にかけての大会やタイトル戦の結果次第で、勢力図が大きく変わる可能性もある。
特に新日本では大岩陵平のG1制覇という大きな実績があり、今後の結果によっては一気にMVP争いの中心へ躍り出てもおかしくない。
また、昨年はスターダムの上谷沙弥が女子レスラーとして初めてMVPを受賞した。
これによって、MVPは新日本プロレスの選手が受賞するもの、という従来のイメージも大きく変わったのではないだろうか。
団体の枠を超え、年間を通じて最もプロレス界を盛り上げた選手が評価される。
そう考えると、今年も予想はますます難しい。
果たして、2026年の東スポプロレス大賞MVPに選ばれるのは誰なのか?
最高の男か、方舟を揺らすカリスマか、それとも新日本の新時代を切り開く王者か。
今年のMVP予想は、最後まで制御不能になりそうだ!!


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