武藤チルドレン同士の闘い
G1CLIMAX33各ブロック中で注目度の高いAブロック。
中でも特に注目度の高いSANADA対清宮海斗戦。
この試合に勝てばブロック突破に近づく公式戦の1試合だけではない重要な一戦。
対清宮海斗の全戦が対抗戦であり、もし清宮が勝っていたら、とてつもないギフトを勝ち得るところだった。
それはつまりIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権獲得!
王者のSANADAが負けたままでいられないし、仮に清宮がG1で優勝できなくても、後に繋がる大チャンスを得ることができた。
なんと残り2秒!
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) July 25, 2023
SANADAが大攻勢の清宮を抑え込んで逆転勝利!
最後は「このまま全勝で優勝」宣言!!
オカダはYOSHI-HASHIとの同門対決を制して破竹の4連勝!
Bブロック首位を独走!!
【7.25後楽園結果】
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結果として、試合時間残り僅か2秒にして、閃光魔術で討ち取られた清宮だが、素晴らしい試合だったのは間違いない。
二人の大きな共通点…それが武藤敬司の遺伝子を受け継いでいること。
SANADAは、武藤全日本時代にプロレスラーとなり、ラウンディングボディプレスを使い続ける。
更に最近、シャイニングウィザードを解禁し、IWGP世界王者に上り詰めた。
一方の清宮海斗は、NOAHで晩年の天才の遺伝子を継ぎ、ドラスク、足4の字固めを使用。
そして、自身が編み出した改良型も含めシャイニングウィザードを直伝された。
その二人の間で決め技となったのが、シャイニングウィザードとは実に興味深い。
デッドフォールではなく閃光魔術で決めたSANADAの執念。
二人の武藤チルドレン、遺伝子がG1の大舞台で雌雄を決する。
武藤敬司が常々、話していたDNAを遺すというのはこういうことかもしれない。
力、及びませんでした。
— 清宮 海斗 (@noah_kiyomiya) July 26, 2023
でも、まだ諦めません!#noah_ghc #njpw #G1CLIMAX33 pic.twitter.com/3UqYU4ZSQF
Aブロックは、SANADAと清宮海斗の勝ち抜きで、ほぼほぼ決まりだけに、もう一度、二人が闘う可能性も有り得る。
G1の先のストーリーも含め、二人の武藤チルドレンの戦い模様が見逃せない!