ドラゴンクエスト ダイの大冒険 元不死騎団軍団長 ヒュンケル
令和の時代にパワーアップして帰ってきたドラゴンクエスト ダイの大冒険!
今回のリニューアルは、無事バランとの戦いを超えます(笑)
この調子で、最高のクオリティで物語終了まで放送されることを願います。
男女・モンスター共に濃く、魅力的なキャラが多い中、やはり魔剣戦士ヒュンケルの存在はピカイチ。
元々は、正義の心を持ちながら、悲しい出来事があり一時期は悪に染まる。
しかし、主人公と戦いながら、自身の間違いや使命に気付いて改心。
一緒に冒険すると思いきや、そこまで仲良しにならずピンチの時に颯爽と出てくる。
割とよく見られる展開ですが(笑)作画の素晴らしさと声の格好良さがよりヒュンケルを引き立てます。
ヒュンケルの十八番、一撃必殺技のブラッディ・スクライド!とにかく強烈です。
そこで、個人的にヒュンケル的だな(笑)と思える他作品のキャラを何人か挙げてみます。
聖闘士星矢:雰囲気はキグナス氷河。立ち回りはフェニックス一輝
風貌もそっくりな氷河とヒュンケル。
ヒュンケルは父親代わりであったバルトス。
氷河は冷たい海底深くに眠るマーマ。
両者共に大切なひとに深い愛情を寄せています。
氷河には、師カミユから生死を懸けて会得したオーロラ・エクスキューションもありますが、やはり氷河といえば、氷の結晶をバックに繰り出すダイヤモンド・ダストが最高のフィニッシュブローに思えます。
そして、もう一人、聖矢たちの仲間にはなっても、決して群れることはない。
しかし、最愛の弟・アンドロメダ瞬のピンチには必ず駆け付けるフェニックス一輝がいます。
ヒュンケルがダイやポップの兄弟子でもあるように、一輝も聖矢は氷河よりも年上です。
一輝の鳳凰幻魔拳の使い勝手の良さ(笑)や鳳翼天翔のダイナミックさは忘れられません。
作者の車田正美の作品には、他にリングにかけろの、剣崎順とクールで熱いキャラが多く存在します。
幽遊白書:邪眼の飛影
飛影のクールっぷりと、仲間なんだけどいつでも牙を剝いてやる的なスタンスがいいです。
これだけ、時代を超えての続編や、元の作者が原作を担当し、作画は別の人がするという流れです。
HUNTER×HUNTERがあるので(笑)別の作画でもいいから幽助らの先が見たいなぁと思ってしまう。
舞台化だったり、アプリでの新作が出るたびに幽遊の続編を期待してしまいます。
一度、敵から主人公サイドに付くと、操られでもしない限り、先ず再戦はありえません。
しかし、魔界の穴編で、飛影は幽助と再戦しています。
この時は、殺し合いという戦いではありませんでしたが、わずかながらも真剣勝負でした。
飛影の邪眼発動からの、ゆっくりと腕の包帯をほどいてからの邪王炎殺黒龍波は必殺技中の必殺技という感じで非常に迫力があります。
飛影よりも蔵馬の方が大昔は、大悪党でしたが、この二人のコンビの佇まいもよかったです。
DRAGON BALL:惑星ベジータ王 ベジータ
ドラゴンボール超で、現在も主人公悟空の横で活躍し続けているベジータ王子は外せません。
カカロットーッとベジータ程のテンションを持つキャラはいませんが(笑)元は、バリバリの敵キャラで、今でも常に、悟空の上を目指しており、決して馴れ合わないスタンスを持ち続けています。
ベジータはブウ編の時に、魔導士バビディに敢えて洗脳されて念願の悟空と再戦。
既に、フリーザ、セルを打倒する上で地球戦士達と共に戦っていただけに、形はどうあれ”理由”が必要だったのでしょう。
最新作・ドラゴンボール超でも悟空と切磋琢磨するベジータですが、最近は悟空の強くなりたい欲求に辟易するときもあるベジータ王(笑)
はじめの一歩:東洋太平洋王者 宮田一郎
いったんジャンプシリーズから離れての(笑)考察。
現代劇であり、鷹村や千堂等、個性的なキャラに彩られた作品の中で、宮田はクールキャラを崩さず100巻超えてもキャラを崩しません(笑)
宮田は、女性読者にも作品内でも女性ファンが圧倒的に多い、カウンター使いです。
試合となれば、どんなに泥臭くても勝利を狙っていく文字通りのハングリー精神を持ち合わせています。
主人公の一歩が宮田の雰囲気?と華麗なボクシングスタイルが好きすぎて周囲からはホ〇じゃないかとよく突っこまれてます(笑)
仮面ライダーBLACK:創世王 シャドームーン
この選出は賛否ありそうですが(笑)仮面ライダーシリーズの中でも本格的なライダータイプの宿命のライバルは初の試みでした。
元々は、ブラックとシャドームーンの実態である人間の二人は親友同士です。
しかし、悪の軍団・ゴルゴムの仕業(笑)により、二人は敵味方となり哀しい結末をむかえます。
ヒュンケルにしても、飛影にしても死んでいませんが、シャドームーンは悪の運命に翻弄されながら、次作の仮面ライダーBLACK RXの中で本当の最期を迎えます。
せめてもの救いは、その最期を親友である南光太郎(ブラック)の腕の中でむかえられたことでしょう。
まとめ:一度は、主人公と一戦交えて拳で語り合う
他にもまだまだ思いつくクールで元は敵キャラはたくさんいます。
元々は、悪だけど拳(必殺技)を交えて話してみれば実はいいヤツだった。
そして、困っている時は必ず主人公をたすけてくれるダークヒーロー。
現代社会にも存在して欲しいものです。