NO1 十七歳の地図
26年という短過ぎる生涯を全力で悩み、もがき、駆け抜けた尾崎豊。
どのアルバムも素晴らしいですが、特に1枚目にしてマスターピースをつくり上げる完成度。
“17歳の地図” は、ファーストアルバムのタイトルでもあります。
曲の疾走感が清々しく、誰もが17歳、20歳、30歳、40歳・・・とそれぞれの時代の地図に書き換えることができる、17歳の地図は、そういった曲だと思います。
NO2 シェリー
もう本当に名曲であり、ボロボロで挫けそうになった自分を繋ぎとめてくれるような曲。
そこまでテンポもはやくないので、曲が優しさや慈愛に満ちている気もします。
ラストのサビ前の俺の卑屈、誤解されてはいないかい、言葉の羅列の歌詞は身に染みてきて仕方ない。
まだまだ、這いあがっていかないといけないと思う。
NO3 Forget-me-not(わすれな草)
この曲でわすれな草を知ります。
これ以上ないラブソングに思えて、I LOVE YOU に通じる世界観もある気がします。
社会に踏みつぶされそうな、でも寄り寄り添いながら生きていく、二人の姿が思い浮かぶ。
NO4 卒業
窓ガラスを割ったり、ピンボールをやっていなくても(笑)学校生活の振り返れば一生のほんの僅かな時間を思い出し、共感できる曲。
卒業しても何も分からなかったどころか、考えもしなかった学生時代に、これだけのことを考えて、行動し、歌い上げた若者のカリスマ・尾崎豊が凝縮されている曲。
NO5 僕が僕であるために
ファーストアルバム 17歳の地図 のラストソング。
この曲は、ミディアムテンポのバラードで、応援ソングに思えます。
その街にいる限り、苦しくても勝ち続けていかなきゃならない。
この曲がスペシャルドラマのタイトルであり、表題曲として、SMAP5人が共演しています。
古畑任三郎のスペシャルドラマの時もそうですが、大体、5人がおんなじタイプの役柄を演じてます。
大体、中居正広は熱血漢で、木村拓哉は不良っぽくて、アウトローみたいな感じです(笑)