G1CLIMAX31 ショッキングだった2つの大きな出来事
これは全くのショッキングであり、アクシデントだったと思う二つの大きな出来事がありました。
因みに、高橋裕二郎が開幕戦で飯伏幸太に勝ったことではありません。
あれはやっぱり、あの試合以降、おそらく一度も決めてない(笑)Big Juiceを飯伏に決めた裕二郎の気迫の勝利だったと思います。
一つは、優勝決定戦での飯伏幸太のアクシデント。
飯伏幸太の3連覇は無くなり、オカダカズチカもファンも、観客も不完全燃焼だったことは想像できます。
そして、もう一つが内藤哲也の公式戦1試合を終えての全戦欠場です。
これは本当に驚きと落胆が大きくて、非常にショッキングな事実となります。
2012年のG1では、ルーシュの投げっぱなしジャーマンの着地時に右膝前十字靭帯を断裂。
しかし、当時は周囲の状況に置いていかれる、焦燥感に駆られて、テーピングでガチガチに固めて出場を続けたと話します。
今回は、負担の掛かりまくっていた左膝が、ザックドライバーの切り返し、デスティーノで切り返した着地時に負傷。
今回は、左膝内側側副靭帯損傷と半月板損傷と、両ケガ共に技の着地時とは余程の衝撃と膝の強度が落ちていることを物語ります。
L.I.J との出会い、過ごしてきた日々の経験や考え方
しかし、前回の負傷時とは大きく異なり、プロレスとのいい距離感が取れたとも話してます。
内藤哲也
まぁ色々と理由はあるけど、一番は”気持ちを切り替えることができた”ってことが大きいと思う。
焦っても、このケガが無かったことにはならない。
焦っても、ケガが早く回復するわけじゃない。
焦っても、”G1 CLIMAX”が最初からやり直しになるわけじゃない。
出典引用:新日本プロレス公式サイト
そして、そう考えることが出来るようになったのもロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンでの活動、ハポンらとの大きな出会いが心境の変化に繋がっていると話します。
そして、内藤哲也自身も何度も経験し、苦しさ辛さを分かっている上で、失意の底にいる同い年のライバルに、内藤哲也と言えばの”あの言葉”を送ってます。
“Tranquilo!! あっせんなよ”
内藤哲也も飯伏幸太の”G1 CLIMAX31”で相手選手とファンに強烈な宿題を残してます。
内藤は、対高橋裕二郎戦、鷹木信悟戦等、飯伏は、優勝決定戦でのオカダカズチカ戦。
そして、両選手に共通するのが、内藤哲也vs飯伏幸太戦。
焦る想い、逸る気持ちを精一杯に抑えて、トランキーロ、焦らずに待ってます。