金剛最強コンビ タッグ奪取ならず
NOAH史上初の4.29&30両国国技館大会2days。
4.30ヘビーの大会は、色んな意味で波乱含みの大会でした。
メインイベントの潮崎豪vs清宮海斗のGHCヘビー級王者決定戦。
ここで清宮が2度目の戴冠となれば面白かったのに、激闘の末の敗北とはいえ、結局は他に挑戦者が名乗り出ないのですんなり決まったような印象を受けます。
ここで、タッグ選手権が決まっているとはいえ、拳王なり中嶋が名乗り出て、決定戦が行われたらより注目されたのではないでしょうか?
そして、セミのタッグ選手権ですが、これはもう拳王&中島勝彦の金剛最強コンビが十中八九勝利だろうと見てましたが、杉浦貴と鈴木秀樹に敗北します。
正直、何故にこの二人が満を持して出てきて負けるのか?中々、整理が付きませんが、今後の大会で分かるのか?
もしくは単純に王者チームがより強かったのか、謎がのこります。
そして、NOAH史上最高のXは小島聡!
この件は、一つ前のブログに書いたので割愛しますが、30日はある意味、これが一番、インパクトあったんじゃないかなぁと思います。
武藤敬司がいる所に小島聡はやはりやって来るのでしょうか?
正規軍の度重なる敗戦に邦ちゃんが!?
そして前日の29日はノアジュニアだけで両国に挑んだ画期的な大会。
セミでは、小川良成&クリス・リッジウェイが一発でGHCジュニアタッグ王座を奪取!
クリスが小峠をタップアウトさせる活躍であり、小川先生の目は卓越しています。
I’ve had chance to sit for a second and it has just hit me. I am so happy and I am so grateful. Thank you so much for all the support I truly mean it.
— Chris Ridgeway クリスリッジウェイ (@chrisridgeway__) April 29, 2022
This is how we closed out Ryogoku tonight. We made history.
All the gold belongs to STINGER. #noah_ghc pic.twitter.com/k1PsJ4Cb0Y
小川は、解説席にいた獣神サンダーライガーとひと悶着を起こし、見ている側にも強烈な緊張感が伝わってきます。
小川からすれば、何でライバル団体の引退したジュニアのトップレスラーが偉そうに解説なんかしてんだよ!と言ったところかもしれません。
ライガー自身も小川選手が怒るのは無理はない的な発言をしてます。
メインではDRAGON GATE所属であり、ペロスでもある王者EitaとHAYATAがGHCジュニア王座で激突!
当分、Eitaが防衛ロードを築いていくだろうなと思いきや、Eitaは大流血の末、HAYATAに敗北!
小川良成率いるスティンガーがセミとメインで勝利しジュニアのベルトを独占状態。
喋らない王者HAYATAがハスキーボイスでマイクアピールし(笑)両国国技館を締める。
そして、試合後の総括でライガーはノアジュニアの試合はすごく面白い!と認めつつも観客数(1585人)の少なさに触れ、面白くても世間に届き、観客動員できないのであればダメだ!と厳しく提言。
そして、正規軍の原田大輔らは、6人タッグ戦でDRAGON GATEの刺客に、小峠篤司とYO-HEYは小川組に敗れ全滅と不甲斐ない結果に、山田邦子はもう応援しないと言い切ります。
おそらく発破をかける意味だと思いますが、かつて、「ギブアップ迄待てない!ワールドプロレスリング」で馳浩から叱責された山田邦子が真剣にNOAHを見る、応援することに隔世の感を覚えます。
翌日のヘビー級の両国の観客数が2077人だけに、目に見える形で差を付けられています。
しかし大会が面白かったのは間違いないので、正規軍、特に膝の負傷で早々に負けフラグが立った小峠の逆襲!
Eitaの巻き返し、鈴木鼓太郎はペロスにいる必要はあるのか?等、今後のノアジュニアの動向に注目です!