誠心誠意の飛鳥の想いが、キャサリンの憎悪を溶かす
FBI、ドナルドの捜査でキャサリンが自動車をパンクさせ、飛鳥を通して、日本人に復讐を試みる犯人だと特定。
22話のキャサリンと今回のキャサリンの作画では、キャサリンの出来栄え(色気)が全然、違うのに驚きます(笑)
しかし、飛鳥は生命を狙われながらも、キャサリンの心情を理解し、キャサリンと対面での話し合いを試みる。
飛鳥拳「この私は自ら求めて、バカになろうと心掛けている」
私が恨みを持たれて、どんな目に遭っても構わない。
しかし、その心持ちでは、キャサリン、あなたの今が、未来が浮かばれない、考え直して欲しい。
飛鳥拳の私心を捨てた説得があれほど頑なだったキャサリンの心を動かし、居合わせたドナルドやスナイダーもタイヤのパンクの件は、不問に付すと粋な計らいを見せる。
そして、心も晴れやかになり、アメリカへ来た一番の目的である超人追求への道を再開する。
テッド若松の悪だくみで、野次やモノを投げ入れたりと観衆を煽るが、改心したキャサリンが試合会場の天井に発砲し、観客を黙らせる!
そして、戦争から7年経った今、日米の憎しみ合いを止めて、新しい未来へ進もうと涙ながらに観衆へ呼びかけると、米国民らのその行動に胸を打たれる。
ここアメリカでも、飛鳥拳という男に触れた人たちの中で、少しずつ仲間や信頼できる人が増えていきます。
しかし、そんなことはしゃらくさい!とばかりに、ザ・エクスキュースナーがリングで待ち構える飛鳥に不意打ち攻撃!
続いて、マスクの中に鉄板を仕込み、物凄い頭突きとさしもの飛鳥の石頭でも大ダメージ。
更には、未だファイティングポーズもままならない飛鳥拳に、スポイラーズ・チョーカーのようなワイヤーで飛鳥を締め上げる。
まるで、半世紀前の空手バカ一代の時代に、新日本プロレスの反則暗闇王・EVILとディック東郷を見ているような試合です。
ここから、飛鳥拳がどう巻き返すのか、悪を成敗するのか!!