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空手バカ一代 アニメ 26話 感想 強敵!用心棒レスラー

空手バカ一代
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テッド若松の嫉妬が飛鳥拳を襲う!

飛鳥空手の強さに一層の磨きをかけ、更にFBIの後ろ盾も付けた飛鳥拳。

本来はビジネスパートナーのハズであるにもかかわらず、自分だけ除け者にされているような疎外感を感じ、飛鳥を敗北させようと躍起になるテッド若松。

 

今回も若松に頭の上がらない店のマスターを使って、飛鳥の飲み物にシビレ薬を入れ、試合の時間になると、身体が動くなるという狡猾極まりないやり方に出る。

 

その店の従業員として働いている日系の少年、トシオを見て、同じ日本人として懐かしく思い親しみを持って接せる飛鳥だが、トシオからすれば太平洋戦争の傷跡が未だ深いだけに逆に日系人に冷たくあたる。

 

それでも飛鳥はトシオ君たち、日系人の皆さんを無料で試合に招待したいと本気を持って話す。

苦渋の決断ながら、マスターは飛鳥、五十嵐、若松らが待つジュースへシビレ薬を投入・・・果たして、今夜の試合はどうなるのか?

反則を一切使わない正統派?レスラー

今回の飛鳥の相手も巨漢で見るからに悪そうな(笑)ディック。

今宵も虎の穴のレスラー様に反則三昧で攻め立てるんだろうなと思いきや、静かな立ち上がりから、相手をよく見て、強烈なフロントキック攻撃。

ハイフライヤー並みのジャンピングキックを繰り出してくる技巧派ディック!

 

それだけに飛鳥も慎重に試合を進めるのだが、痺れ薬の効果は一切現れず。

正にシビレを切らした若松が、逆に体調がおかしくなりフラフラになってしまう。

 

試合は終盤、ディックの上空から落ちてくる飛び蹴りを飛鳥拳は、ナレーション曰く、空手の受けの中でも堅牢な”上段十文字受け”で受けとめる。

そして、その刹那、強烈な中段蹴りで勝負を決める。

 

倒れた若松をおぶって、会場の外に出るとトシオがいる。

トシオは飛鳥の掛けてくれた優しい言葉に触れて、心を打たれ、機転を利かせて、飛鳥と若松のジュースを入れ替えてくれたのだ!

 

“親切には親切が返ってくる”

飛鳥は再び、心から感謝をし、若松の行いを許す替わりに、トシオらの試合への無料招待を認めさせる。

喜びと共に敗戦国の人間が、米国で生きていく辛さも思い出し涙するトシオを見て、飛鳥も涙する。

 

今回の話は、ステレオタイプの悪役レスラーではなく、リング外のエピソードも良かったの特にいいストーリー回に思えます。