次のテーマは国内でなく海外か
4月1日より開幕した「Road to SAKURA GENESIS」
最重要は、IWGP世界ヘビー級選手権であり、主役の一人は先シリーズに引き続きSANADAだろう。
そのSANADAにNJCUPで敗れた内藤哲也は今シリーズは主だったテーマがないと話す。
久々に何もテーマのないシリーズだけど、『NEW JAPAN CUP』で結果を残せなかった以上しょうがないッスね。
今シリーズは明日の後楽園大会で鷹木が、最終戦の両国大会でヒロムがタイトルマッチということで、彼らのサポートをしつつ、次なるチャンスを狙っていくぜ、カブロン!!(抜粋)
引用:新日本プロレス公式サイト
確かに、タイトルマッチもスペシャルマッチも組まれていないカリスマだが、今年に入って、ここまでの活躍がスゴ過ぎた。
1.21横浜アリーナで、天下分け目の大勝負
ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン対金剛との対抗戦の大将対決で拳王を下し、歓喜のハ・ポン締め。
そして、2.21 東京ドームで、憧れでもあった天才武藤敬司の引退試合の相手としてデスティーノで介錯した。
更に、7年間共に同じユニットで苦楽を共にしてきたSANADAから惜別のデッドフォール・・・とてつもない密度で2023年を過ごしてきた。
制御不能なカリスマ,次のテーマは?
それだけに鷹木信悟やヒロムらパレハのサポートに徹するというのも分かるが、短期シリーズでも制御不能なカリスマがそれで満足することはないだろう。
やはり、内藤哲也を大きく刺激するであろう試合が米国 フィラデルフィアが組まれた。
A big tag bout is set for Philadelphia’s 2300 Arena April 16!
It’s LIJ vs BULLET CLUB as Tetsuya Naito and Hiromu Takahashi vs KENTA and Chase Owens!
👀https://t.co/RwWs8UySEh
TIX (standing room only!)https://t.co/ZvT4p6PFbk#njpwSTRONG #njcollision pic.twitter.com/9S8BBjnjGp— NJPW Global (@njpwglobal) April 1, 2023
マッチメイク自体は、日本でも充分有り得る試合だが、海外で組まれた意義に、KENTAとヒロムが激突するのも興味深い。
内藤自身もツイートしているだけに、非常に楽しみな試合だ。
2024年1月4日東京ドームのメインに立つ(毎年の目標)ことを念頭に置くも、そこまでの過程も大事にするカリスマ。
内藤にせよ、鷹木やヒロムにしろ、明確なテーマがあっても無くても、常にSNSや自身の言葉で注目を集め、ファンに提供していく力が、L・I・Jがプロレス界でダントツのユニットたる所以だろう。
ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンは、出ていくのはイージーにせよ、簡単には入れないユニットだが、戦力補強は必要だろう。
内藤哲也の動向は勿論、新パレハが入るのかも気になる・・・制御不能なカリスマは常に目が離せないプロレスラーだ。