横一列で見てもらっては困る
G1CLIMAX34に外敵として猛威を振るうAEW/DDT所属のKONOSUKE TAKESHITA。
開幕戦で、辻陽太との新世代対決を制すし、”マジすげぇ” と賞賛するファンタズモ戦も勝利します。
しかし、ELP戦後のバクステで竹下は、棚橋に対し、のっぴきならない復讐宣言をぶち上げる。
その原因を明言していませんが、おそらく、あの発言ではないでしょうか。
DDTのリングに上がった時、新日本プロレスと、他の団体を横一列に見てもらっては困る、ナメたらダメでしょと~かなり熱く珍しく怒っていた逸材。
ATの記者会見で、高木三四郎大社長がこの件を冗談交じりに反芻していましたが、実際は本気だったのかもしれません。
TAKESHITA「棚橋弘至、なんかのコメントで読んだよ。今、若い選手がオメーとみんな闘いたがっていて、それがまるで最後の思い出作りのようだって。俺は違ぇよ。復讐だ。あれからDDT、メチャクチャになったんだよ。全部オメーのせいだ。『G1』終わったら、俺から逃げんなよ」https://t.co/KWxcG4byet pic.twitter.com/NRcFOQb2aP
— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) August 7, 2024
推測ですが、この棚橋 “横一列” 発言で、ファンやSNSで DDTが相当に叩かれ、ファン離れなどもあったやもしれません。
他団体に上がってよくあるのが、その団体の選手を礼賛することはよく聞きます。
しかし、その逆、批判したからには、棚橋もそれだけ憤懣やるかたなかったのでしょう。
今更、社長になったからって吐いた唾は飲めるわけありません(ヒロシ&トオル的にも)
その渦中にいた一人として竹下は忘れられる訳がありません。
大体、言った方は忘れても、言われた方、特に批判や突き刺さる言葉なんてものは、本当は忘れたいのに、何十年経とうと忘れないモノです。
ここまできたら、棚橋はどこかのタイミングで竹下幸之介とシングルで、その時の言葉の真意を見せつけるしかありません。
KONOSUKE TAKESHITAでなく、竹下幸之助としてその日の事を胸に秘めていたことはマグマの様に熱く感じます。
最近ほとんどない、シリアスな展開になるのもプロレスの醍醐味だけに、必ず実現して欲しい両者の因縁マッチに注目です!!