交流戦ではない、新日本プロレス対ノアの対抗戦
プロレスを見るものとしたら、まとめて盆と正月がやってきた様な騒ぎとも言える(笑)緊急決定した1.8横浜大会。
業界の盟主・新日本プロレスと復活した緑の方舟・NOAHの対抗戦。
両団体がリング上も経営的にも沈んでいる時なら分かりますが、新日本プロレスは恒例化しつつある東京ドーム2連戦、ノアは初の1.1日本武道館大会と両団体共に勢いが加速している中での発表。
これらの勢いをプロレス内だけじゃなく、世間全般に波及して、”プロレスのチカラ”を見せて、世の中を元気づけよう、光を灯そうという気持ち、気概が見て取れる。
両団体共に数多くの選手が在籍する中で、ティザー広告(宣伝写真)に出ているのが6人。
新日本から、棚橋弘至、オカダカズチカ、鷹木信悟。
ノアからは、武藤敬司、中嶋勝彦、清宮海斗 が選ばれています。
新日本プロレスで言えば、内藤哲也は何でいないんだ?という人も多いと思います。
しかし、制御不能なカリスマは、常々、新日本プロレスが一番であり、他団体や海外にも(メキシコは好き)興味が無いと常々話してます。
ノアで言えば、やはりインテリな放言王とも言える金剛の拳王でしょう。
とはいえ拳王の場合は、自らグイグイとアプローチしてくるでしょうからその動向に注目です。
それぞれに三者三様ならぬ、”六者六様”の捉え方をしていますが、ここで注目したいのが天才・クロス・ウィザードの武藤敬司です。
スーパースターにはスーパースターな舞台がよく似合う
新日本プロレスでも、現在のNOAHでもトップに立ったジーニアス・武藤敬司がやっぱりどうしても注目です。
ノアサイドとして、丸藤直道でもなく、拳王でも杉浦貴でもない、武藤敬司が選ばれた3人に入っている。
これがすべてを物語っているし、点を線にしてくれるのではないでしょうか。
武藤の元付き人である棚橋弘至は早速反応し、”現在の武藤敬司”を体感したいと話しますし、オカダカズチカにしても、オカダ流の言い回しで武藤敬司を評してます。
そして、武藤敬司は、世界の強豪のトップ全員と闘ってきた自負があり、現在のトップ中のトップレスラーであるレインメイカー・オカダカズチカと肌を合わせたいと話します。
それに、武藤がミスタープロレスの称号を譲った、天龍源一郎の引退試合の相手が、オカダカズチカだっただけに、そもそも意識をしてない訳はありません。
武藤敬司程に、世界中の強豪、スーパースター列伝も驚くような(笑)プロレスラーと試合をしてきたレスラーは本当にいません。
アントニオ猪木・藤波辰爾・長州力・天龍源一郎・蝶野正洋・橋本真也・三沢光晴・川田利明 etc…
ハルク・ホーガン・リック・フレアー・スティング・ビッグ・バンベイダー・スティーブ・オースチン、ロード・ウォーリアーズ etc….
ファンなら多くの人が知っているレスラーとはほぼほぼ闘っているという素晴らしい事実があります。
しかも、別人格のグレートムタも持っている訳ですから、この先もう誰一人として追いつけないでしょう。
新日本プロレスで、とてつもないキャリアと栄光と築いた武藤敬司が、NOAHの所属として新日本プロレスの選手と相対する。
非常に夢がありすぎるし、目立とう精神抜群の武藤からすればこんな大舞台を逃すわけがありません!
しかし、こんな超ビッグな発表をされると、誤解を恐れず言えば、現在の素晴らしく熱い両団体の闘いが霞んでしまうぐらいのメガ・スクープです。
プロレスファンならば、このビッグニュースだけで、飯が何十杯もいける程に(笑)大注目です。