今回こそ逸材色にUSヘビーを染めたい
棚橋弘至が一度、KENTAに奪われたIWGPUSヘビー級を1.5東京ドームで奪い返します。
今回のリマッチはそれはもう何でもありのDQマッチであり、それはもう壮絶な戦い模様でした。
最後、大型ラダーのテッペンから机に横たわるKENTA目がけて、スーパーハイフライ・フローと呼べる一撃で壮絶な勝利を上げます。
しかし、WWE流のファイトスタイルとも言えるような闘いに、逸材はハッキリとノーを突きつけて、武藤敬司や藤波辰爾の様な闘い、レスリングの技術で勝負を競う、60分マラソンマッチの様な試合を渇望します。
悲しい事言うな。
俺たちは覚悟を持ってプロレスリングやったじゃないか。
今日のお前は最高だった。
胸張ってくれ。 https://t.co/HxHY8IqqC3— KENTA aka Lil’K (@KENTAG2S) January 5, 2022
前回は折角、US王者になったのに殆ど何も出来なかった。
NEVERの時も同じ、こんな中途半端なままで最高峰を口に出来ないと逸材はUSヘビーを自分色に染めると言います。
そこで白羽の矢を立てたのが、LIJのコールドスカル・SANADAです。
寡黙であるが故、目立たないかもしれないですが、ザックにせよ、タイチ兄やん、そしてオーカーンもその実力と技術を認めるテクニシャン。
棚橋が奏でる理想の試合の相手にはもってこいであり、そのための逆指名です。
しかし、SANADAは、王者からの逆指名をどう受け止めているのか?
常々、IWGPはヘビーしか狙わないと言っており、現在では世界ヘビーになりますが、今回のUSに関してはどう考えているのか、知りたいところです。
こうゆう時、サイレントなコールドスカルがファンとしては歯がゆいところです(笑)
しかし、現在のロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンで位置は、内藤哲也、鷹木信悟のトップ2は動かない。
しかし、NO.3と思われるSANADAも、今は高橋ヒロムが上にいると言っても過言ではない気がします。
それだけにSANADAにも危機感があるようです。
SANADA「1月8日、横浜アリーナ。みんな知ってるか分かんないですけど、対戦相手に“親近感湧く相手”がいるので楽しみです。…あと新日本プロレス50周年、今年、SANADA、攻めます」
全文は
⇒https://t.co/oUSIdmdyCr#njwk16Day2 pic.twitter.com/dkjBIGNRpu— 新日本プロレスリング株式会社 (@njpw1972) January 5, 2022
個人的には、SANADAは、飯伏幸太の系譜、YOHにもそんな感じが見えますが、言葉をそれほど必要とせず、実力で上に駆け上がっていくレスラーの様に感じます。
飯伏幸太がIWGP2冠、そして初代IWGP世界ヘビー級王者として体現しただけに、2022年のSANADA、今年はゾクゾクするような活躍を見せてもらいたい。
2022年2月19日 北海きたえーる IWGPUSヘビー級タイトルマッチ
王者 棚橋が自分色に染めて、防衛するのか、攻めのSANADAとして、目に見える形をゲットするのか、このUSマッチ、非常に注目です。