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【東スポ プロレス大賞】飯伏か,鷹木か,オカダか!?

鷹木信悟
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上半期だけであれば飯伏幸太で決まっていた

日本プロレス界で最も権威と威厳がある賞である、東京スポーツ制定/プロレス大賞 MVP の人選が非常に難しくなってきました。

先ず、世界で考えても最大手の団体・新日本プロレスから出るのは間違いないでしょう。

もし、他の団体選手から選ばれとするならば、NOAHの武藤敬司以外は考えられません。

2020年は、制御不能のカリスマ・内藤哲也が受賞しています。

時系列で追っていくと、1月4日でIWGP二冠王になり、翌5日に防衛。

そして、二冠を封印し、初代IWGP世界ヘビー級王者となった飯伏幸太で2021年は間違いなく決まりだろうと予想してました。

その後、オスプレイに敗れて世界ヘビーを失うも、賛否両論あれど二冠を封印した歴史的偉業を遂げたゴールデンスターで決まりと考えてました。

しかし、その直ぐ後に、激烈な選手の猛チャージ、ランペイジ・ドラゴンが駆け昇ってくる!

IWGP世界ヘビー級の歴史は、鷹木信悟の歴史

2021年の年頭は、棚橋弘至とNEVER王座を争っていた鷹木信悟。

しかし、ニュージャパンカップで大激闘の大躍進を遂げ、オスプレイに敗れるも堂々の準優勝を果たす。

そして、世界ヘビータイトルマッチで、NJCに続きオスプレイに連敗を喫し、これはベルト挑戦の最後方に回るだろうなと思っていた矢先、オスプレイが全治未定の欠場に入り、ベルト返上という大激震が起きる。

もし、オスプレイが欠場せずにIWGP世界ヘビー級を防衛し続けるなり、負けても好勝負を見せ、現在も国内の新日本プロレスで活躍していればオスプレイの東スポMVPも考えられたでしょう。

鷹木信悟の龍魂ならぬ龍運も凄まじいものがあり、空位となったIWGP世界ヘビー級王者決定戦で、レインメーカー・オカダカズチカを破り、一気に正に風雲昇り龍が如く頂点に昇ります!

その後の防衛ロードは、7月には東京ドームで棚橋弘至を倒し、9月のメットライフドームでは、暗闇邪悪な反則王・EVILをロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンの絆も見せつけて勝利。

そして、2021年最後のIWGP世界ヘビー級防衛戦(11.6)では、G1で敗北したザック・セイバーJrをして完敗と言わしめる(30分27秒)勝利で3度目の防衛。

そして、堂々の王者として、新日本参戦前は、観客として見てた東京ドームのメインイベントに立つという、正に龍の初夢といっていい栄光の舞台に立ちます。

東スポMVPはこの二人かなと、G1CLIMAX31前迄は考えてました。

しかし!ようやく、期待を裏切り続けてきた男がG1で三度目の優勝を飾ります。

G1優勝,4代目IWGPベルトとレインメーカーが一気に動く

新日本プロレス及びプロレス界の顔・レインメーカー オカダカズチカ。

ニュージャパンカップは鷹木信悟に敗れ1回戦負け。

IWGP世界ヘビー級王座決定戦でも鷹木に破れ、オカダがいくのか!?とその度毎に思わせておいていきません(笑)

しかし、灼熱の秋・G1CLIMAX31で破竹の連勝を続け、Bブロック代表決定戦で無敗の因縁のジェフ・コブから勝利。

そして、日本武道館での優勝決定戦では、後味の悪さは仕方なし、前代未聞の決着となるも飯伏幸太を破り、オカダカズチカが3度目の優勝を飾る!

【新日本】G1 優勝決定戦 まさかの結末・・・それでもオカダカズチカは最強の覇者!
遂に迎えたG1 CLIMAX31 優勝決定戦。飯伏幸太vsオカダカズチカ。時間無制限の優勝決定戦であり、両者なら60分超える試合もあるのでは?と思ったら、まさかの予想だにしていない結末を迎える・・・

そして、飯伏幸太を待つ名目で、自身が最も愛着あるIWGP4代目ベルトを持ち出し、決して挑戦者ではない、王者として鷹木信悟と”プロレスの日” 1.4東京ドームで雌雄を決する。

誰が獲っても不思議でない大活躍だが、それでも・・・

もし、G1CLIMAX31を飯伏幸太が優勝し、前人未踏3連覇を成し遂げていたならば、審査員もファンも満場一致で飯伏幸太を推していたでしょう。

しかし、アクシデントとはいえ、そうはならなかったし、怪我をしなかったとしても飯伏が勝利していたかはわかりません。

あれだけの盛り上がりを見せたG1の優勝は素晴らしいし正に感動です。

他団体から新日本プロレスの頂点に立ち、そして試合でもコメントでもグイグイと引っ張っていく鷹木信悟の力強さと行動は面白く、惹きつけられます。

ですが、それでも・・・今年の東スポ大賞・MVPは、飯伏幸太が受賞する気がします。

IWGP世界ヘビー級王座陥落後は、怪我に泣き、その後、誤嚥性肺炎により東京ドームのメインを欠場し、鷹木信悟との約束を果たせず。

そして、G1決勝でのフェニックススプラッシュの誤爆により、右肩関節前方脱臼骨折等の怪我により全治2カ月の欠場。

はっきり言って、3選手の中では圧倒的に稼働数が少ないのは飯伏幸太です。

しかし、IWGP二冠統一の賛否両論(否が多い)を乗り越え、何度も躓いては立ち上がり、病み上がりの中、G1決勝に辿り着いた(4年連続の決勝進出)

個人的は、ゴールデンスター・飯伏幸太で、東スポ大賞は決まりだと予想します。

女子プロ大賞もスターダムから出るのは当確ですが、同じく3選手で混戦模様にある気がします。

レコード大賞や有線大賞等、誰が貰うのか知りませんが(笑)東スポ大賞だけは年間で一番気になる賞レースだけに大注目の価値がある!!