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ワンピース 歌舞伎 感想 ルフィ 猿之助が宙を舞う!

TV番組
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ルフィ海賊団・スーパー歌舞伎版!

国民的大人気漫画のワンピースがシネマ歌舞伎になる!

今回は、その続編のワンピース歌舞伎2であり、海軍との戦争がメインストーリー。

 

舞台は、ワンピースのキャラクター(種族や所属)でも腹の立つ天竜人の人魚のオークション会場よりスタート。

 

オープニングは、ルフィを除いて、ルフィ海賊団が勢揃い。

歌舞伎だけに、ナミやロビンも男性が演じており斬新です。

ゾロが少し細いなぁと印象を受けました。

フランキーのロボット感もよく表現されてます(笑)

 

はっちゃんが傷つけられたときに、ルフィ(市川猿之助)が登場!

ルフィ海賊団と天竜人らのバトルが開始。

 

ルフィのゴムゴムの手や、サンジのムートンショットを独自視点で再現。

特殊効果を使い、格好良い映像と演出に仕上がっています。

ルフィ、インペルダウンに潜入。ボンクレ―が主役だ!

ルフィは、海軍に捕まり処刑を待つエースの救出に監獄に乗り込む。

オカマのボンクレ―役がいい味と声を出してます、ヒーハー(笑)

 

ボンクレ―の他、ニューカマーランドのイワンコフも大見得を切ります。

このニューカマーの活躍の場面は人数も多く大きな見せ場です。

 

クロコダイルは出ませんが、ジンベエは出ており、貫禄十分。

ボンクレ―はコスチュームといいおかま道の完成度が高いです。

 

監獄を抜けてマリンフォードへ向かう際の演出で、天井高くルフィが吊り上がります。

歌の大合唱に観客も手拍子で応えます。

 

マリンフォード大決戦なので、白ひげや海軍本部の大将も登場。

青雉のヒエヒエの実の吹雪の演出も、ほんとにルフィが凍った様に見えて見事です。

 

エースのメラメラの炎も迫力あります。

黄猿もちょこっとだけ出ます(笑)

 

再会も束の間、海軍の軍隊に取り囲まれるルフィ・ジンベイ・エース。

エースは白ひげを救出に出向くが、白ひげはそれを拒む。

 

白ひげ「俺は海軍を道連れにする。お前たちは生きてここを出ろ」と命を賭した命令を出す。

エースら、船員は泣きながら白ひげの言葉を受け取る。

そして、最期まで白ひげは白ひげらしく大往生。

 

だが、赤犬・サカズキの挑発に乗ったエースは再び戦場に戻ってしまう。

そして、エースの能力と最も相性の悪いサカズキと闘う🔥

舞台上はサカズキの炎のマグマで埋め尽くされる。

エースのピンチを見てられないルフィは止めるジンベイも振り切り、ボロボロの身体でエースを救出に向かう。

しかし、海軍や海軍大将と力の差は歴然。

 

そして、赤犬・サカズキがルフィのトドメを刺す刹那、その間にエースが割ってはいり、身体を貫かれてしまう!

 

ルフィとエース、二人だけの別離のシーンが5分程続きます。

エース「ルフィ、今日まで、こんなどうしようもねぇ俺を愛してくれてありがとう」

センゴクがルフィらを一網打尽にしようとする時、白ひげに恩ある、大海賊船団が大集結。

 

戦力的に不利と見た海軍は、赤髪のシャンクスの休戦協定に乗る。

シャンクスも猿之助が演じています。

ルフィはエースの死を乗り越えられるのか。

心身ともに打ちのめされたルフィはハンコックによって匿ってもらう。

ハンコックも猿之助が演じる、八面六臂の活躍。

 

ジンベイのルフィの復活を願い、魂で思いの丈を話す。

それに応えるように、ルフィは大切な仲間の存在を思い出し「あいつらに会いてぇよ!」と叫ぶ。

そうすると、その叫びに呼応して、ルフィ海賊団の仲間が揃って登場!

 

舞台の最後、ルフィ「海賊王に俺はなる!」と宣言。最後は、大団円。

 

歌舞伎を未鑑賞の人には、ワンピースという国民的作品を題材とした歌舞伎は受け入れやすいですし、市川猿之助も歌舞伎のファンや良さを広く普及したくワンピースを選んだようです。

 

舞台の内容も演者も素晴らしいし、出演者の多さにも圧倒されます。

ワンピース2、スーパー歌舞伎を鑑賞後に、ついつい漫画を読み返したくなります。