シャア・アズナブルとクワトロ・バジーナ
機動戦士ガンダムの続編、機動戦士ゼータガンダム。
赤い彗星のシャア・アズナブルが、クワトロ・バジーナとして地球圏に帰還。
しかも、今度は敵としてではなく、味方として戦ってくれます。
しかし、クワトロこと、シャアはやたらとフィジカル面が成長して帰ってきます(笑)
アクシズがあるアストロイドで時間を持て余して、鍛えたのだろうか(笑)
クワトロは、1年戦争時はララァ一筋。
しかし、ゼータでは、レコアやハマーンといった女性関係で苦労します。
クワトロはストーリー終盤のダカール宣言で、正式に全宇宙にシャア・アズナブルとカミングアウト。
一年戦争時のエースのアムロはいない?
連邦軍のエースパイロット、アムロ・レイもゼータの前半、主人公のカミーユとシャア元へ登場。
しかし、アムロは周囲に危険分子扱いされていたために7年も軟禁状態に遭ってしまう。
そのため、元々の内向的な性格に戻ってしまいます。
「ぶったな!オヤジにもぶたれたことないのに」の様な状態(笑)
そのため、最強のニュータイプであったアムロ・レイは宇宙(そら)へは上がれません。
アムロは、1年戦争時の初恋の人、マチルダ・アジャンを筆頭に、フラウ・ボゥ、セイラ・マス。
そして、ララァ・スンとかなり気が多いように見えます。(笑)
しかし、ゼータでは、ベルトー・チカ・イルマの一人とシャアとは逆です(笑)
アムロはゼータガンダムでは結局一度も、宇宙に上がりません。
終盤の登場時には、ホワイトベースの仲間、ハヤト・コバヤシと共にカラバを引っ張る存在となります。
そして、ディジェというアムロ専用機で活躍します。
シャアとアムロの葛藤と成長
ゼータの時のシャア・アズナブルとアムロ・レイは、大分、青年と少年が大人へと成長してます。
シャアは19歳の頃のジオンの士官をしているときのほうが自信たっぷだったし、アムロもガンダムに乗っていた時の無敵感はありません。
ですが、大人になった彼らは、周囲との軋轢、苦悩する姿は、以前よりも人間味を感じます。
シロッコ「ニュータイプのなりそこないが!」とシャアを罵ります.
シロッコも木星帰りの天才。
しかし、生き残ったのは赤い彗星・シャア・アズナブル。
ゼータでは、味方として戦ったアムロとシャア。
しかし、第二次ネオ・ジオン戦争(逆襲のシャア)で敵同士となり、最後の決着を付けます。
機動戦士ゼータガンダムは見どころ満載の作品です。
更に、アムロとシャアに注目して見るのもまた面白いかもしれません。