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鷹木信悟が大阪で2度目のIWGP世界ヘビー戴冠なるか!?

鷹木信悟
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LIJから無所属として

6月15日、大阪で行われるIWGP世界ヘビー級選手権、王者・後藤洋央紀対挑戦者・鷹木信悟の一戦がついに迫ってまいりました。

発表から時間が経ち、ファンの間でも期待と不安が交錯する中、舞台は整いました。

直前のシリーズがBOSJということもあり、両者ともコンディションは良好であると予想されます。しかし、この戦いに「絶対に負けられない」覚悟をもって臨んでいるのは、やはり鷹木信悟ではないでしょうか。

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)を離れ、無所属として再出発を図る鷹木にとって、このタイトルマッチは生き残りをかけた闘いです。

ユニットも家族もいないと自嘲気味に語りながらも、「内藤哲也がいなくても、俺がいる」と存在感を示す必要がある。ここで敗れれば、すべてが無に帰す――その危機感と気迫が、試合前のコメントからもにじみ出ています。

一方の後藤洋央紀は、これまで幾多のタイトルマッチで実績を積み、王者としての責任を果たしてきました。

しかし、最近の試合、特にアメリカ大会でのザック・セイバーJr.とのダブルフォール決着は、結果以上にファンの心にモヤモヤを残しました。

後藤ひとりが悪いわけではないにせよ、盛り上がりに欠ける部分があったのも事実です。

それだけに、6.15大阪を前に「鷹木もザックもまとめて相手してやる」といった発言が後藤から聞かれなかったことに、物足りなさを感じたファンも多かったのではないでしょうか。

試合のカード自体はすでに決まっているものの、もっと挑発的に仕掛けてくれていれば、鷹木も「何言ってんだ!」と闘志を燃やし、ザックも「後藤、イイネ!」と応じたかもしれません。

それがプロレスという「言葉と闘い」の面白さでもあります。

また、鷹木は辻陽太との対談の中でも語っていましたが、「満たされている王者には魅力がない」との指摘は核心を突いています。

私生活では「いい人」であっても、リングの上では激情や飢え、そして執念こそが観る者の心を掴むのです。

そうした意味でも、挑戦者・鷹木信悟の「飢えた獣」としての姿勢は、このタイトルマッチの大きな見どころといえるでしょう。

果たして、鷹木が二度目のIWGP世界ヘビー級王座を戴冠し、無所属という立場から新たな時代を切り拓くのか。

それとも、後藤がこのまま王座を保持し、「禁断の扉」に向けて確かな足取りを見せるのか――プロレスの核心が問われる一戦です。全ては6.15大阪、リングの上で明らかになるのか要注目です!!