チャンピオンカーニバルの異変
今回のチャンピオンカーニバルは若手と言える選手の勢いがスゴイ。
グラサンに満面笑顔(笑)の本田竜輝が小島聡とヨシタツを倒し開幕から連勝。
ヘビー級転向間もない大森北斗が大森隆男との大森対決に勝利!
そして、これまで何度やっても後、一歩二歩、勝てなかった最高宮原健斗から、青柳優馬が遂に初勝利!
この勢いは本物であり、CC二連覇を目指す青柳の口撃も止まらない。
【全日本・CC】青柳優馬 小島聡&永田裕志メッタ斬り「胸張って新日本プロレスと言えるんですか?」(東スポWEB)#Yahooニュースhttps://t.co/nZSeLHQ5oo#ajpw#njpw
— 青柳優馬《Yuma Aoyagi》 (@attack_on_yuma) April 11, 2023
矛先は、NOAHか新日本プロレス、全日本プロレスなのか?世渡り上手の小嶋聡と、現三冠王者のミスター永田裕志。
かなり辛辣な言葉だが言い得て的を射ているとも言える。
二人が新日本プロレスの試合にいつ出たか、分からないほどに存在感は薄い。
そんな選手たちが、全日本で我が物顔で、しかも最高峰の王者に君臨している現状は屈辱だろう。
ミスターは、随分前にG1リタイア宣言しており、その絡みもあって今回、CC不出場に舵を切ったかもしれない。
小島の言い分があるなら、全日本に呼ばれたんだから来たんだよ、バカヤロー!かもしれないが、やはりファンには思い入れがある。
「あんな若手に負けて恥ずかしくねーのかよ」というご意見を見る。
— 小島 聡【SATOSHI KOJIMA】 (@cozy_lariat) April 9, 2023
恥ずかしくなんかない。
ここ何年か、私は常勝なんて有り得なかったから。
勝って負けて負けて負けて勝って負けて負けて勝って負けてを繰り返してきたようなレスラーだから。
とにかく、本田竜輝は良いプロレスラーだよ。#ajpw
社会人でも職場に来て、仕事が無い、やる事がないことほど退屈で情けないことはない。
永田や小島らもネームバリューも実績も申し分ないが、仕事がない(試合がない)なら、何を言われても求められるところへ来た。
青柳優馬は、前年のチャンピオンカーニバル覇者であり、若さゆえに、若者だからこそ言える特権だ。
プロレスは他のプロスポーツと違う
プロ野球なら、年間の全日程が出ており、チームメンバーと決まっているチームを相手に全力で勝負する試合が100%の楽しみ方。
プロレスも一番は、当然、試合の激しさと熱量で盛り上がり応援する。
しかし、100ではない、個人の主観で違うが、6割、いって7割だろう。
シリーズのラストで出来た因縁や対戦相手を主軸、次期シリーズが決まっていく。
そこから、前哨戦やSNS、ユーチューブを駆使して盛り上げて、最大の見せ場となる試合に繋げていく(コメントも含む)
いわばプロレスは作り甲斐のあるパズルだったり、推理小説の様な要素を持っている。
今回のチャンピオンカーニバルでファンの誰かが優勝者(犯人?)を特定しているか?
いや、そんなことは無理だろう・・・最後の最後迄分からない、だからプロレスは最高に面白い。