限界突破×サバイバーでキヨシを知る。
氷川きよし。全編ポップス・ナンバーが並ぶオリジナルアルバム
「Papillon(パピヨン)ボヘミアン・ラプソディ」
アルバム引っ提げての、マイナビBLITZ赤坂ライブ。
ポップスを様々な衣装や表情で歌い上げるキヨシ。
この人が演歌歌手?って感じです(笑)
1曲目は、Perfumeが歌っててもおかしくないような(笑)「キニシナイ」って曲から開始。
2曲目の「Never give up」は、本人が初めて作詞に挑戦した曲です。
この曲を起点に、この先はもっと自分の気持ちや想いを詞に込めて発表していきたいのことです。
私服のGジャンに短パン。短パンがよく似合う(笑)
ライブの合間にインタビュー映像が挿入される。
コロナ渦でのライブ中止による葛藤、その時に学んだ気持ちの持ちようを話します。
しかし、肌がキレイで女性のようです。
4曲目に今回のアルバムのタイトルでもある「Papillon(パピヨン)」を披露。
金色の衣装で、腕の辺りがまさにパピヨン、もしくはジュディオングを彷彿させます(笑)
曲調は、ロックバラードのような感じで荘厳に歌い上げています。
不思議な国:漆黒の衣装で雰囲気抜群
中盤に「限界突破×サバイバー」を歌い、絶叫。
DB超でキヨシが主題歌を歌っていなかったら、知ることがなかったので、感謝です。
悟空やベジータを中心に強さを追求し続けるストーリーにむちゃくちゃ曲が合ってます!
TVの音楽番組でこの曲を歌うキヨシの弾けっぷりが素晴らしくて忘れられません。
ありのままに生きていくということ。
3曲ぐらいずつ歌うと衣装をチェンジしていく。
どれも鮮やかであり、同じ様な衣装がまったくありません。
氷川きよしは変幻自在です。
「青い鳥」という曲が普段時の” 氷川きよし”にいちばん近いかもしれません。
じっくりと伸びのある声で聴かせます。
「ボヘミアン・ラプソディ」を日本語詞で歌っています。
本家とは違うキヨシ色のボヘミアンが素晴らしいです。
「笑って行こうぜ」の衣装はラフな衣装で、軽快なポップスを歌いあげます。
聴く人に元気を分けてくれるような曲です。
ここで初めてMCが入ります。
丁寧な言葉遣いが人柄を感じさせます。
コロナ渦でライフワークであるツアーが出来なかったことに対する不安や悲しみ。
その中でも自分を見つめ直し前向きになろうとした想いを話しています。
最後の曲「碧し」を歌っている最中、様々な感情が駆け巡ったのか、所々で涙声となります。
それを観て、こちらもぐっときました。素晴らしいライブです。
あとがき
今まで、氷川きよしは「限界突破×サバイバー」と、デビュー曲ぐらいしか知らなかった。
でも、このライブで、素晴らしい歌手であり色々な表情を魅せれるアーティストです。