10人タッグ対抗戦は,4人の王者が揃う可能性もある
対抗戦を前に、新日本プロレスは東京ドーム2連戦、NOAHは日本武道館と超ビックマッチが控えてます。
それだけに、選手の集中力や話題の分散化も考慮して、それほど多くのコメントを残していない中、鷹木信悟が週プロ誌上で対戦相手である金剛について話しています。
中島カッちゃんについては記者会見で話していますが、金剛のリーダーや拳王、タダスケに関して触れています。
タダスケとは闘龍門で同じ時期に練習生と過ごしていたらしく中々に濃い接点があるようです。
そして、リーダー拳王に関しても話してます。
「なんかいつも週プロで偉そうに語ってるよね。その偉そうなのが口だけなのか、実力はどうなのか、対戦して知りたい部分もある・・・」
と多くは語りませんが、アンテナの広い鷹木だけに拳王の連載もチェックしているようです。
拳王と鷹木信悟の攻防は非常に興味深い所です。
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— 週刊プロレス (@shupromobile) December 21, 2021
鷹木の言う熱のあるせめぎ合いになるだろうし、両選手共に生え抜きじゃない中で団体のトップ戦線にいる訳ですから意識しない訳はないでしょう。
内藤哲也は、12.22後楽園大会の試合後に対抗戦について触れています。
内藤哲也
(1.8は新日本主催の大会)プロレスリング・ノアの選手は言ってみればお客様だよ。
だって新日本プロレスの大会にわざわざ来てくれるんだからね。
“なんであんな奴らと一緒にやんなきゃいけないんだ”
“あんな奴らとやりたくねえよ”なんて、オレはそんなこと言わない。
だって、来てくれるお客様だから。
お客様をこれでもかっていうぐらいにおもてなししなきゃね(抜粋)
引用:新日本プロレス公式サイト
かつてどこかのタレントが “おもてなし”とか言ってチープに流行りましたが(笑)内藤のいうおもてなしは、口だけのそれとは全然違うでしょう。
内藤もジェフ・コブ戦が控えているだけに、1.5が終わった時にその続きが聞けるはずです。
あのお喋り、挑発大好き、それでいて分析家の拳王も、元旦の清宮海斗とのGHCナショナル王座戦に集中しているのか、多くを語らないだけにそこは不気味でもあります。
高橋ヒロムにしても、念願のエル・デスペラードとの念願のタイトルマッチが終わった時、金剛との対抗戦に関して、もっと、もっと!のコメントが出る気がします。
そして、この10人タッグマッチは、武道館とドームの勝敗次第では実に4人ものタイトルホルダーが出場する可能性があります。
鷹木と中島、拳王が王座を防衛し、ヒロムが王座を奪取すると新日本のIWGP2大王座と、GHC2大王座が揃い踏みとなるだけに実に豪華な一戦となります。
SANADAも元は全日本出身だけに、全日本から派生したNOAHに少なからず興味はあるでしょう。
しかし、王座陥落、奪取失敗となって、タイトルホルダー無しの試合となる可能性もあるだけに実にリスキーでもあります。
このカードがセミになるかメインになるかはタイトル次第だと思うので、その行方も楽しみながら、超刺激的なロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポンと金剛の対抗戦に注目です。