否定的な令和の三銃士
新日本プロレスが正式に三代目の闘魂三銃士を発表。
それが新日本新世代である辻陽太、海野翔太、成田蓮の令和闘魂三銃士。
闘魂三銃士のはじまりはアントニオ猪木が命名し、武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也が選ばれた。
そして、棚橋弘至、中邑真輔、柴田勝頼の新闘魂三銃士が結成された。
もろに二匹目のドジョウが見え(笑)中邑も、特に柴田が強烈に反発していたイメージがある。
そして、令和に結成された三つ目となる三銃士。
海野や成田が選ばれるのは分かるが、辻が選ばれたのはなかなかの謎かけだ。
大張社長、いつまで新日本プロレスは過去にしがみつくんですか?
— 辻陽太 (@tsuji_njpw) June 30, 2023
なぜ俺を”ジョンのスネかじり” “柴田の真似事野郎”と並べたがるのか。
彼らは同期2人で青春物語してるんじゃなかったの?
木谷オーナー、最近は新日本プロレスワールドをご覧になってますか? https://t.co/Mou0Zz5LWO
ハッキリ言って、新日本プロレス首脳陣も彼らが反発するのを分かりきって結成したのだろう。
そう返してくることを想定しての三銃士発表でしょう。
これがデビュー前のジャニー⚪︎ズJr辺りならグループに入る=デビューだから歓喜するに違いない。
しかし、3人ともデビューから海外遠征も終えて、独立独歩を始めている。
おそらくは、3人をパッケージにすることで、世間にアピールしやすいこと。
敢えて互いを強烈に意識させることで、切磋琢磨させる未来への投資に思える。
長文でも期待してたか?でも文の長さで想いの重さは変わらないから安心して。… https://t.co/LK8FvcTX1F pic.twitter.com/kUhYAFVe0e
— 海野 翔太 / Shota Umino (@Shooter_us) July 1, 2023
こういった括りに、グレートカーンを一切、入れない所に冷遇なのか、突き放しているのか、相変わらず余に冷たい新日本プロレス(笑)
元祖 闘魂三銃士の出世試合として、有明コロシアムでの一戦がある。
藤波辰爾、木村健吾、越中士郎ら上の選手に対し、やりたい放題をぶつけ、藤波一人を標的にした伝説の6人タッグマッチ。
いずれは令和闘魂三銃士がトリオを組み、オカダカズチカ、棚橋弘至、後藤洋央紀らに挑む試合が組まれるだろう。
残念ながら、制御不能なカリスマはこの輪には加わることはない気がする。
現段階で指名された全員が三銃士を真っ向から否定している。
辻陽太は、自分を外してもらうべく、具体的に別の選手を入れるように提案している(笑)
しかし、いつの日かオカダカズチカ、棚橋弘至らを相手に3人が共闘するのか?
あるいは仲間割れするのかも含めて、その”来るべき時” を焦らずに待ちたい。