国内で始動したLTJ
その狼煙は、12.7清宮海斗対拳王の衝撃60分アイアンマンマッチが行われたNOAH後楽園大会で上がった。
戦いを終えたばかりの会場に響いたのは、「NOAH 1.1 日本武道館大会にLTJ参戦」の電撃アナウンス。
タッグでの参戦で、パートナーの1人はBUSHIと判明したが、もう1人は“XXXX”とだけ表記された謎の存在。
しかも“X”ではなく、意味深な漢字フルネーム風の表記に、ファンは一斉に色めき立った。
【ノア】LTJが来年1・1日本武道館で国内マット初上陸! BUSHIと〝X〟参戦が電撃決定|東スポWEB https://t.co/addHUF9PCt
— 岡本佑介@東京スポーツ新聞社 (@okamotospo) December 7, 2025
そのシルエットは特徴的で、どこかで見たことがあり、話題性・衝撃度・象徴性――すべてを勘案すれば、思い浮かぶのはただ一人。“制御不能なカリスマ”内藤哲也である。
今春、新日本プロレスを退団し、長年の旅路に一区切りをつけた内藤は、フリーとしての初動こそ慎重に見えたが、水面下では各団体との接触していたのかもしれない。
国内最初の大舞台としてNOAH武道館を選んだならば、それはまさにプロレス界を揺らす大スクープだろう。
そして、この日の後楽園。60分の死闘を終えて疲労困憊の拳王が、すぐさま“XXXX”についてコメントを出したあたり、内藤の名が浮かぶのは必然だ。
拳王は新日本時代から内藤を強く意識してきた1人であり、互いを刺激し合う存在として、再び交差する舞台が整った可能性が高まった。
さらに、現GHCジュニア王者・高橋ヒロムの参戦も大きなヒントかもしれない。
ヒロムはL・I・Jの弟分として内藤と深い関係にあり、NOAHのリングにヒロムが立っている“この日”に発表された以上、何らかのコンタクトがあったと考えるのが自然だろう。
ヒロムとBUSHIが同じ会場に揃い、さらにXXXXの影が重なれば、どうしたって想像は膨らむ。
【ノア】元新日本・BUSHI&謎の「XXXX」が元日武道館に電撃参戦! 「ロス・トランキーロス・デ・ハポン」国内初上陸へ https://t.co/HGJj78CgC5 #noah_ghc
— プロレスTODAY/楽しめるプロレスNEWSサイト (@ProresuToday) December 8, 2025
内藤は新日本退団後、海外遠征やリング外での活動をを進めつつ、敢えて“どこにも所属しない”時間を楽しんでいる節がある。
それでもプロレスラー・内藤哲也は、常にファンの想像を超えるタイミングで動いてきた。
キャリア終盤と思われる今、あえて新日本の外で何を見せるのか。
その答えが、2026.1.1 NOAH武道館で明かされる、いや、皆、知っているかもしれないが。
はたして、XXXXとは誰なのか、いや、こういう時こそ、あの言葉だろう”トランキーロ、あっせんなよ!!”