ボクシング

ジョーは１ラウンドノックアウトで勝利を飾り絶好調を維持するも、既にジョーにとっての二つの大問題の内の一つが始まっていた。カーロス対ホセ戦を見たジョーは闘志を燃え上がらせる。

日本のジムに死神ジョーの相手を申し出る強者はおらず、マッチメイクに四苦八苦する丹下段平。しかし、葉子の力添えで、ようやくタイのボクサーとの対戦が決定。そんな時、ジョーはカーロスの記事を目にする・・・

カーロス・リベラが世界王者になることを信じて疑わなかったジョーと葉子は、カーロスの１R KO負けに対して、衝撃を受ける。しかも、カーロスは、既にジョーとの試合で壊されていたと聞いたジョーの心境は・・・

遂に、矢吹丈対カーロス・リベラの試合が大晦日に実現。二人の闘志が外は雪降るも、後楽園ホールは灼熱の様な闘いが繰り広げられる。ジョーの必殺のクロスが決まるが、カーロスは余裕の表情を見せる・・・

本物であり、自分と近いところにいるカーロスと徹底的に打ちあうことで、どん底にいたジョーは本来の野獣性と溌剌な自分を取り戻す神回。カーロスがいなければジョーの復活は無かった。

３連敗を喫し、内容も最悪とあり試合が組めなくなってしまったジョー。それでもボクシングへの熱情は全く変わらない。そんなとき、無冠の帝王、カーロス・リベラの来日第１戦が組まれる。