最強外国人 ビッグバン・ベイダー WWE殿堂入り
WWEにおいて最も名誉とも言える「HALL OF FAME(ホール・オブ・フェーム)」 2022年の殿堂者に皇帝戦士・ビッグバン・ベイダーが選ばれます。
新日本プロレス・全日本プロレスのIWGPヘビー級及び三冠ヘビー級王座を獲得した外国人選手は、これだけ長い日本プロレス史の中で、ベイダー只1人しかいません。
Welcome to the #WWEHOF Class of 2022, Vader! pic.twitter.com/335cbMxF3V
— WWE (@WWE) March 8, 2022
大暴動で有名な、たけしプロレス軍団(TPG)の刺客として、アントニオ猪木を秒殺!
その後も、長州力、藤波辰爾の二大巨頭、闘魂三銃士との名勝負、中でも破壊王・橋本真也との対戦は激闘でした。
そして、全日本プロレス、NOAHでは三沢光晴や小橋建太との名勝負、そして、新日本のリングで行われた、東京ドームでのスタン・ハンセンとのド迫力バトルはものすごいものがありました。
猪木ファイナルカウントダウンの衝撃
どの試合も思い出深いですが、後年はおそらくこの試合の衝撃度を超える試合は無かったのではないでしょうか。
1996年1月4日 アントニオ猪木 ファイナルカウントダウン。
アントニオ猪木 対 ビッグバン・ベイダー
この時のベイダーの “投げっ放しジャーマンスープレックス” の衝撃!の凄まじさに声を失います。
逸材・棚橋弘至もこのシーンを見て、「猪木さんの首がもげた」かと思ったようです。
全盛期バリバリの選手が喰らったとしても衝撃なのに、晩年の引退間近の選手があのジャーマンを受ける驚愕の事実。
そして、それを受けて尚、逆転勝利したアントニオ猪木の燃える闘魂に脱帽です。
日本で大活躍した選手は、本場米国ではそれほど活躍できない選手も多い中で、WCW世界王座を三度も獲得する等、まさに皇帝と言える活躍振りです。
あの巨躯でムーンサルトプレスをやってのける選手は、後にも先にもビッグバン・ベイダーしかいない様な気がします。
そのベイダーがWWEの2022年の殿堂者に選出、しかも、地獄の墓掘り人 “ジ・アンダーテイカー”に続いての二人目となるだけに素晴らしい栄誉です。
ホール・オブ・フェームは、日本人選手では、アントニオ猪木・藤波辰爾・獣神サンダーライガーの3人しか選ばれていません(2022年現在)
「WWEホール・オブ・フェーム2022」はレッスルマニア38の前日、4月2日に行われる予定です。
果たして、誰がベイダーのインダクターを務めるのか?人選にも注目です。
Congratulations! ベイダー!!