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鈴木軍そしてテッカーズ解散でザックがタイチに望むこと

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年内ラストのメインが最後の鈴木軍対決

12.14仙台大会での「解散宣言」から10日も経たずにむかえた12.23後楽園ホールでの鈴木軍ラストマッチ。

鈴木みのる・ランス・アーチャー・エル・デスペラードvsタイチ・ザック・セイバーJr・金丸義信、DOUKI の鈴木軍ファイナル8人タッグマッチのメインイベント。

どちらに戦力が偏ることなく、両軍のどちらが勝利してもおかしくないチーム構成。

 

試合は、鈴木みのるが敵味方関係なく攻撃!反対に全てを受け止めて、最後はザックがザックドライバーでボスにトドメを刺した(19分11秒)

試合後は、全メンバーの惜別のコメントから「鈴木軍イチバーン!!」の大団円と思いきや、まさかの怨念坊主 飯塚高史の暴れまわっての登場(笑)で鈴木軍にしかできない解散の儀式でした。

タイチが鈴木みのるに最後に攻撃したのはアイアンフィンガー・フロム・ヘルからの強烈な一撃!

振り返れば、それはタイチと飯塚からの感謝の一撃だったんでしょう。

 

日本プロレス界の歴史には、数多くの軍団やユニットが生まれては消えていきましたが、多くは自然消滅や発展的解消だったような気がします。

歴史を築いた、維新軍にせよ、nWoにせよ、超世代軍にしろ、解散式的なことはやっていない気がするし、こんなに長く続いていなかった。

それだけ、鈴木軍は稀有な軍団だったのは間違いありません。

 

試合後は、全メンバーがそれぞれの言葉で、鈴木軍での出来事や感謝を述べてます。

タイチは色んな発信元を持っているだけに、バクステで、ツイッターで、ユーチューブで、そしてスマホの公式サイトでの日記にと多岐にわたって話してます(笑)

 

いつもはフィクション(一部ノンフィクション?)で、東スポの岡本記者とのトーク形式で話し、時事を盛り込んだメチャクチャなオチで締める(笑)

でも、今回はボスをはじめ、それぞれのメンバーへの感謝や期待を述べてます。

どの言葉も印象的ですが、やはりザックとのデンジャラステッカーズの絆、プロレス大賞 最優秀タッグ賞の受賞は二人にとってとても大きな勲章でしょう。

タイチは来世では結婚しよう(笑)とか言うぐらいだから、余程ウマも合った気がします。

 

ザックもタイチにとても感謝しているのは同じであり、このようなコメントものこしてる。

ザック・セイバーJr

・・・俺はデンジャラステッカーズとしてどうしても証明したいことがあった。

それはファンのためではなく、タイチのため……。タイチが世界の最高のレスラーの1人であるということだ。

特に今年はKOPWを通してタイチの凄さがよくあらわれていた。

タイチ、お前は俺のようにIWGPのシングルに挑戦するべきだよ。

それぞれ別に、でも一緒に。タイチ、サンキュー。

アリガトウ。デンジャラステッカーズ、サンキュー(抜粋)

引用:新日本プロレス公式サイト

何度もIWGPヘビー級に挑戦しているザックが、タイチは最高峰のベルトに挑戦することのできるレスラーだと言ってます。

デンジャラステッカーズも解散宣言しており、これから先、見ることはないでしょうし、メンバー全員がこれまでの様に一緒にいることも減るでしょう。

鈴木軍解散・・しかし、選手が言うのは、プロレスは何が起こるか分からない、またその時がくるまで。