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【WWE】ABEMAでラスRAW!!逆に日本プロレス界にはチャンス!?

RAW
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WWE至福の3年間

いよいよ、この日がやってきました。

2023年10月から日本のWWEファンにとって、ひとつの「日常」になっていたABEMAでのWWE放送が、終わりを迎えます。

ABEMAは2026年9月30日をもってWWEコンテンツの配信を終了。

最後のRAWは9月29日――つまり、今回のRAWが、ABEMAで楽しむ最後のRAWということになります。

思えば、かなり贅沢な3年間でした。

RAWとSMACKDOWNというWWEの二大ブランドを、日本語実況付きで毎週無料視聴できる。

しかも、単なるダイジェストではありません。

WWEが毎週積み重ねていくストーリーを、試合だけではなく、その前後のプロモーション、抗争、アングルまで含めて追うことができた。

これは、再度、考えてみると相当大きなことだったのではないでしょうか。

プロレスというものは、試合だけを見ればいいわけではありません。

「なぜ、この二人が戦うのか」

「なぜ、ここで裏切ったのか」

「なぜ、今この選手がタイトル戦線に入ってきたのか」

そうした物語の積み重ねがあって、初めて大舞台での一戦が意味を持ちます。

WWEは、まさにその「過程」を商品として見せることに長けた団体です。

だからこそ、毎週RAWとSMACKDOWNを追いかける意味があった。

そして、そこにABEMAの日本語実況が加わった。

これは日本のファンにとって、非常に大きな入口だったと思います。


WWEを毎週見れる贅沢時間

ここで重要なのは、「無料だった」という一点だけではありません。

毎週決まった時間にWWEがある。

RAWは火曜日夜9時。

SMACKDOWNは土曜日夜9時。

ABEMAはこの形でWWEを日本の生活時間に組み込んでいきました。現在のABEMA公式ページでも、RAWとSMACKDOWNを日本語実況付きで週2回無料中継する形が確認できます。

これは、プロレスファンにとって意外と大きい。

「今日はWWEを見るぞ」と構えなくてもいい。

テレビをつける感覚でABEMAを開けば、そこにWWEがある。

そして、プレミアム・ライブ・イベントについてもABEMAは長くWWEを扱ってきました。2026年のレッスルマニアやサマースラムもABEMA PPVで日本語実況を含む形で配信されています。

もちろん、すべてが完全無料だったわけではありません。

しかし、普段のRAWとSMACKDOWNを無料で追いながら、PLEでは必要に応じてPPVを購入する。

そんな「WWEを見る生活」が、日本に定着した3年間だったと言えるでしょう。


「英語」との再会でもあった

私自身、この3年間でWWEを見る意味は、単純にプロレスを楽しむことだけではありませんでした。

それは、そう英語、英会話です。

WWEはアメリカのプロレスですから、当然ながら英語が飛び交います。

レスラーのプロモーション。

インタビュー。

バックステージ。

観客への呼びかけ、ユニバースのチャント。

最初は「何を言っているのか分からない」。

ところが、毎週見ていると少しずつ耳が慣れてくる。

「あ、この表現は前にも聞いた」

「この単語、こういう場面で使うんだ」

そんな小さな発見が積み重なっていきます。

そして、それが英語学習へのモチベーションにもつながっていく。

プロレスを見る。

英語、生の英会話を聞く。

分からないところを調べる。

また次週を見る。

気がつけば、趣味と学習がつながっている。

これは非常に面白い現象です。

私にとってABEMAのWWEは、単なる娯楽ではなく、英語をもう一度勉強するきっかけにもなりました。

そして、TOEICのスコアが大きく伸びたことを考えると、WWEを見る時間も決して無駄ではなかった。

そう思える3年間でした。

だからこそ――

ABEMA、本当にありがとうございました。


日本プロレス界にとって

WWEがABEMAからなくなる。

では、日本のプロレスファンはどうなるのでしょうか。

10月からはNetflixでWWEのRAW、SMACKDOWN、NXTの国内ライブ配信が始まることが発表されています。

つまり、

「WWEそのものが日本から消える」

わけではありません。

ここは非常に重要です。

WWEファンは、これからもWWEを見ることができます。

ただし、視聴環境は変わります。

これまでABEMAで無料だったRAWとSMACKDOWNが、Netflixという定額動画配信サービスへ移る。

この違いは、単なる「配信先変更」ではありません。

視聴者がWWEに触れるまでの入口が変わるからです。


決めるのは誰だ、やるのは誰だ

ここが今回、最も考えてみたいところです。

もちろん、WWEだけを見るファンもいます。

その人たちにとっては、Netflixに移行すれば、引き続きWWEを見ることになるでしょう。

一方で、日本のプロレスも好きだった人にとっては話が違います。

これまで、

「WWEを見るついでに、日本のプロレスも見る」

という人がいたとすれば、その視聴時間の配分が変わる可能性があります。

そして、逆もあります。

「WWEを見る時間が少し減ったのなら、日本のプロレスをもう一度じっくり見てみよう」

という人も出てくるかもしれません。

ここには、日本のプロレス団体にとってひとつの機会があります。

ただし、これは単純に「WWEがなくなるから日本プロレスが伸びる」という話ではありません。

そんなに簡単なものではないでしょう。

なぜなら、WWEファンが求めているものは、単純な試合数ではないからです。


プロレスはほんとうに面白い

WWEの強さは、試合そのものだけではありません。

むしろ重要なのは、

「次の試合を見たくなる理由」を毎週作っていること

ではないでしょうか。

選手同士が対立する。

↓

言葉を交わす。

↓

事件が起こる。

↓

さらに因縁が深まる。

↓

次週へ持ち越される。

↓

そして大舞台で決着する。

この流れがあるから、観客は「結果」を知るためだけではなく、「そこに至る過程」を見るようになります。

日本のプロレスにも、当然ながら素晴らしい試合はたくさんあります。

新日本プロレス、NOAH、全日本、DDT、スターダムなど、それぞれに個性があります。

問題は、その魅力を「試合を見れば分かる」で終わらせてしまわないことです。

なぜこの選手が戦うのか。

なぜこのタイトルが重要なのか。

なぜこの選手を応援したくなるのか。

その物語を、普段プロレスを見ていない人にも伝えられるか。

ここは、これからますます重要になるでしょう。


KYOKIをもっと見たかった

そして、個人的な話をするなら――

KYOKIには、もっと早く出てきてほしかった。

そう思ってしまうわけです。

もちろん、選手には選手それぞれのタイミングがあります。

しかし、新しい才能が出てくることは、団体にとって非常に重要です。

WWEには毎年のように新しいスターが登場します。

既存のスターだけで何年も回すのではなく、新しい選手を物語の中に組み込んでいく。

その「次の世代」をどう作るか。

これは、日本のプロレス界にとっても大きなテーマでしょう。


素晴らしき哉、WWE

ABEMAでのWWE放送が終わる。

これは確かに寂しい。

私にとっては、毎週の楽しみがひとつ減るわけです。

しかし、3年間を振り返ってみると、単なる「WWE放送終了」だけではありません。

日本のプロレスファンが、世界最高峰のプロレス・エンターテインメントを、毎週身近に見ることができた3年間でした。

そして、そのWWEを見たからこそ、日本のプロレスの魅力を改めて考えることもできる。

比較することで見えてくるものがあります。

WWEにはWWEの強さがある。

日本のプロレスには、日本のプロレスにしかない強さがある。

問題は、その魅力をどう伝えるかです。

Netflixへの移行によって、WWEを見る環境は次の段階へ進みます。

一方、日本の団体にとっても、視聴者の時間をどう獲得するのかという新しい競争が始まります。

これは非常に興味深いところです。


そして、いよいよ9月29日。

ABEMA最後のRAW。

2023年10月から始まった約3年間の物語が、ひとまずここで一区切りとなります。ABEMAの告知では、このRAWが最後の中継とされています。

寂しい。

でも、WWEが終わるわけではない。

日本のプロレスが終わるわけでもない。

むしろ、ここから視聴者自身が「何を見るのか」を改めて選ぶ時代になるのでしょう。

私も最後のRAWをしっかり見届けたいと思います。

そして、そのゴングが鳴り終わったあと――

これから自分は、WWEをどう追いかけるのか。

そして、日本のプロレスをどこまで見ていくのか。

3年間、当たり前のように存在していたABEMAのWWE放送がなくなるからこそ、改めて考えてみたい。

最後に一言。

ABEMA、3年間、本当にありがとう。

そしてWWEユニバースとして、プロレスファンとして、

これからも、この先もプロレスを楽しみましょう。

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