日本でWWEとAEW視聴者争奪戦?
9月のABEMAでのWWE放送終了を受け、「次はどこで見られるのか」と気になっていたファンも多いでしょう。
その答えが、Netflixでした。
今後はRAW、SmackDownに加えて、NXTも視聴できる環境が整うようです。WWEユニバースにとっては、まさに朗報でしょう。
ただし、ここで一つ考えておきたいことがあります。
もちろん有料です。
WWEだけを目的に契約する人もいれば、Netflixにはほかにも大量のコンテンツがありますから、「せっかく契約したのだから」と次々に作品を見てしまう人もいるでしょう。
私は……おそらく後者です(笑)。
ところが、ここへ来てもう一つ、大きな動きが出てきました。
なんとAEWがhulu JAPANで視聴できる環境が整うようなのです。
NJPW WORLDからAEWの配信が終了したあと、今後どうなるのかと思っていましたが、まさかのサブスクでの再登場です。
そう考えると、これは単なる「配信サービスの変更」ではありません。
日本のプロレスファンをめぐって、WWEとAEWというアメリカンプロレスの二大勢力が、同じ市場で視聴者を取り合う構図になってきた。
こう見ることもできるでしょう。
みのもけんじ先生の『プロレススターウォーズ』を思わせるような展開ですが、これは日本のプロレス界にとっても、決して他人事ではありません。
なぜなら、日本にはすでに数多くのプロレス団体が存在しているからです。
そこへ世界的なブランド力を持つWWEと、独自の存在感を持つAEWが、より見やすい形で日本のファンに届くようになる。
これは、日本のプロレス市場にとって一つの大きな変化ではないでしょうか。
特に興味深いのはAEWです。
WWEは日本でも長い歴史があり、プロレスファン以外にも比較的名前が知られています。
一方でAEWは、プロレスファンであっても「名前は聞いたことがあるけれど、試合を見たことはない」という人がまだ少なくないでしょう。
そのAEWが、一般的な動画配信サービスを通じて、どこまで日本の視聴者に浸透していくのか。
ここは注目したいところです。
そして、もう一つ重要なのが「何を見るのか」という視聴者側の選択です。
Netflixにはプロレス以外にも膨大なコンテンツがあります。対して、AEWを目当てにHuluを選ぶ人もいるでしょう。
つまり、プロレスファンにとっては単純に「どちらが上か」という話ではなく、自分が何を見たいのか、どのコンテンツにお金を払うのかという問題になってきます。
これはプロレスそのものにも言えることです。
日本のプロレス団体がこれだけ増えた現在、ファンの可処分時間や視聴予算には限りがあります。
「団体が増えれば、その分だけファンが増える」とは限りません。
むしろ、WWEやAEWのような海外の大型団体まで日本市場で存在感を強めてくれば、国内団体はこれまで以上に「なぜ自分たちの試合を見るのか」を問われることになるでしょう。
いよいよ日本のプロレスも、国内だけを見ていればいい時代ではなくなってきたのかもしれません。
NetflixでWWEを見るのか。
HuluでAEWを見るのか。
あるいは、国内団体も含めて全部見るのか。
プロレスファンにとっては嬉しい悩みですが、同時に、プロレスそのものが「選ばれるコンテンツ」になったことを意味するのではないでしょうか。
さて、あなたはどっち、どっち、どっち!?
日本で始まるアメプロの本格的な視聴者争奪戦!
今後の動向に要注目です!!


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