飛龍50年に逸材が名実共に継承なるか
12.1ドラディションのリングで藤波辰爾と棚橋弘至の20年振りの一騎打ちが決定(前回は2002年10月)
両者共に待望しており、ドラゴンスクリューやドラゴン式張り手を得意とする棚橋が名実共にドラゴン継承となるかにも注目が集まります。
元々は新日本プロレスの師匠と弟子とも言える間柄ですし、棚橋がG1初出場を決めた際は、藤波自らドラゴン殺法を授けたり、棚橋一大スキャンダルの際も社長時代の藤波が支えたと言われてます。
両選手共に一撃必殺の打撃やドライバー系の技がある選手ではなく、クラシックな攻防を得意とする選手です。
それだけに、藤波は当事者であり、棚橋も良く知る、あの1988 8.8猪木対藤波の60分時間切れ引き分けの再現の様な試合になるやもしれません。
藤波辰爾が〝愛弟子〟棚橋弘至に伝えたい哲学「僕は意地でもリングに立ちたい」 https://t.co/wZFCdykDXI
— 東スポ プロレス格闘技担当 (@tospo_battle) September 8, 2022
新日本プロレスの歴史の中で、評論家や関係者らが必ずと言っていい程に上げる試合と言うものがあります。
旗揚げ戦のメインイベントである、アントニオ猪木対カール・ゴッチ
プロレス最強決定戦と言われた、アントニオ猪木対ストロング小林
史上最大規模の異種格闘技戦 アントニオ猪木対モハメド・アリ
新日本プロレス対UWF全面対抗戦 武藤敬司対高田延彦
等々と並び、伝説の60分、猪木‐藤波戦も必ず挙がるような試合に思えます。
時と場合では、秒殺と言われる試合も必要かもしれませんが、ファンからすれば(特に観客)楽しみな試合はじっくり見たいものです。
秒殺なんてあっという間に終わるんだから、別に嬉しくないでしょう(笑)
棚橋弘至
心の底から光栄に思います。ボクが新日本プロレスを目指した理由は、藤波さん、武藤さんに憧れ、入門して二人の背中を追ってきた。
こうして藤波さんとシングルができるのは、本当に貴重で、僕の人生の財産、宝になるんじゃないのかという気持ちでいます。
ボクもコンディションを出来る限り上げていって、腹筋バキバキにして藤波さんが棚橋の体にジェラシーを抱くようにしたい。
60分フルタイムドローの気持ちで全力で闘います。
引用:新日本プロレス公式サイト
逸材も完全にその気です(笑)
超一流のプロレスラーからすれば、やはり60分フルタイムを闘い切った経験は、何にも代えがたい財産の一つになるのでしょう。
藤波辰爾デビュー50周年記念試合 FINALでこれ以上に相応しい試合はないでしょう。
藤波辰爾vs棚橋弘至の珠玉のシングルマッチに日本プロレスの神髄を見るのか、要注目です!!