戦闘シーンが多めに配置された第二部
Gレコの第二部を見た感想としては、モビルスーツ同士の戦闘シーンが非常に多かったなという印象です。
ファンとしては嬉しいところですが、戦闘シーンが多いと嫌がる富野総監督がよく許したなぁと(笑)
アイーダ・スルガンと共に、Gセルフを操縦できる数少ないパイロット、ベルリ・ゼナム。
初めから、モビルスーツの操縦を嫌がることなく、天才的な腕前で戦果も上げていく。
しかし、宇宙海賊とい言われるアメリア艦隊に付くか、キャピタルガードに戻るかはっきりとしないまま、宇宙(そら)に出たベルリ・ゼナム。
迷いと、新型の強襲に、死を意識したベルリは、知らなかったとはいえ、ついこの間まで通っていたスクールの教官を撃ち落としてしまう。
この時代になってもミノフスキー粒子は健在であり、ガンダムの戦闘状況で、大気圏突入の攻防戦は今も昔の見せ場です。
再び、地球に戻ると、クリムはラライアに出来るからと言って、Gセルフの操縦をさせるも動かせるというだけで、何もできず。
かつて、ファーストガンダムで、セイラがシャアの情報を知ろうと、独断でガンダムで出撃したことを彷彿させます。
結局は、ベルリに操縦を代わって、キャピタルアーミーとの戦局打開へ、ピンクのまぁ、目立つ目立つ(笑)トリッキーバックパックで出撃。
Gセルフはビーム攻撃を寄せ付けず、マスク大佐が操縦するモビルスーツを撃退。
この時、宇宙から金髪でロングヘアの女性パイロット、ミック・ジャックがモビルアーマーで活躍。
ミックは、Gのレコンギスタの女性キャラの中でも、いちばん魅力的なキャラに個人的には思えます。
世界名作劇場の雰囲気も持ってます(笑)
富野由悠季式?三つ巴の闘い
1部では感じませんでしたが、キャピタルガードとキャピタルアーミーは、名前は似てても、敵対はしていなくても別組織であることが分かります。
言ってみれば、キャピタルガードは防衛寄りの連邦軍で、キャピタルアーミーは強硬姿勢のティターンズみたいに見える。
となると、宇宙海賊と言われるアメリアは、さしずめ、ネオジオンかアクシズでしょうか。
マスク大佐は期待はされつつも、何度も任務に失敗するので、ゼータに出てきたティターンズのジェリド・メサのよう(笑)
90分程の映画の中で、Gセルフは、バックパック(アーマーも含む)は4つあり、都合、3回も換装させているので、その分、戦闘シーンも長くなった気がします。
終盤で、それぞれの軍の首脳部は、キャピタルタワーを占拠して、世界を支配する、独占する欲を見せてくる。
定番の3部作ではなく、5部作!あるので、この先、どうなっていくのかは、まだまだ分からず、面白さも更にアップしていくことでしょう。