岡本健一 ジャニーズ事務所初のエージェント契約
ジャニーズ事務所に残り自らのアイデンティティを築いてきた男闘呼組の一人、岡本健一。
岡本はジャニーズ事務所の専属契約を終了し(2021年10月末日)ジャニーズ初のエージェント契約を結ぶようです。
エージェント契約・・・端的に言えば「営業」や「ギャラ交渉」など「仕事を取ってくる業務」だけを芸能事務所が代行してくれるシステムで、その他のマネジメント業務は全て「自分」で行なわなければならないことのようですが難しい(笑)
おそらくですが、これまでのマネジメント契約に比べれば、自己管理は煩雑になりますが、その分、仕事面で自由になるようです。
ここ数年でとてつもない激動期を迎えているジャニーズの中で、初となるエージェント契約を結ぶことが出来た岡本健一は事務所への功労度も高いのでしょう。
となれば、やはりファンとすれば望むのは、もうたった一つ、これ以外に何も無いと言ってもいいです。
“男闘呼組の再結成” に尽きます。
成田昭二・高橋一也・前田耕陽・岡本健一
ジャニーズ事務所初の本格的ロックバンドとしてデビューし、瞬く間にスターダムにのし上がり、東京ドーム公演まで行っています。
男闘呼組がスゴイのは、当初は事務所から与えられた楽曲を演奏し歌っていましたが、ある時からメンバー自らが楽曲プロデュース。
最後の方は、完全に自分たちでサウンドプロデュースしていたのではないでしょうか。
男闘呼組のCDのプレミア感がスゴ過ぎる
勿論、当初の楽曲も非常に素晴らしいし、キャッチ-でいい意味でジャニーズらしさがない楽曲ばかりです。
デビュー曲のDAYBREAKの疾走感 やTIME ZONEの重厚感、ルート17等名曲揃いです。
詩の大津あきら 曲のMARK DAVISの楽曲の最強コンビだと思われます。
それでも、メンバーから溢れ出る情熱が自分たちで楽曲制作する、プロデュースする方向を導いたのでしょう。
作詞が高橋一也、作曲が成田昭二の “ANGEL”は、Aパートだとバラードな感じですが、サビから盛り上がってくる聴かせる名曲です。
作詞・作曲が岡本健一の「無気力の精神力」とかタイトルもいい感じだし(笑)クールなロックナンバー。
他にも多くの名曲、中には迷曲も含めて(笑)多数存在しています。
結構、TOKYOプラスティック少年とかぶっ飛んでる気がします。
男闘呼組は、光GENJI以降の長期化したグループ活動期間からすればおよそ5年と短い中で、何とオリジナルアルバムを8枚も出してます!
5枚目に関しては、5-1非現実・5-2再認識・5-3無限実と3枚分のコンセプトアルバム。
そして、ラストオリジナルアルバムは “ロクデナシ” と正に制御不能です。
男闘呼組のアルバムは、入手困難であり、特にベストアルバムに至っては、信じられないくらいの高値が付いているので、これを機にジャニーズ事務所が廉価版で復刻してくれたらいいのにと強く思います。
岡本健一のエージェント契約によって、再結成イベントを行う計画もあると言います。
これが本当であれば、こんなに嬉しいことはないですし、更に新曲!が聴けたら最高です。
DAYBREAKの歌詞風に言えば、”男闘呼組の夜が明けて、光に寄り添う時が来たのかもしれません”