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【ワールドプロレスリング オレのメモリアルバウト】真壁刀義編

プロレス番組/本
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G1CLIMAX19 決勝戦  中邑真輔 vs 真壁刀義

2009年8月16日 両国国技館

通常1試合目はファン時代に見て衝撃を受けた試合や自身がプロレスラーになるキッカケとなるような試合を選び、2試合目に自身が選んだベストバウトをセレクトすることが多いですが、真壁刀義は自分自身のメモリアルバウトを2試合セレクトする。

相手は奇しくも二試合共に超新星・中邑真輔が相手と言う非常に興味深い。

しかし、その試合を真壁が選んだことも番組を観て話を聞くと納得がいきます。

この試合前から頭部を負傷していた真壁は中邑に攻められて、頭部が真っ赤な鮮血に染まる。

この頃の中邑真輔は、まだクネクネ知らずの(笑)リアル・ストロングスタイル。

得意の蹴りとサブミッションにスープレックス、特に膝蹴りをはじめとしてヒザの攻撃がヤバい。

それでも、ここで負けたら俺には何もないとより奮起し、セコンドの本間朋晃も力の限り応援する。

更にヒールの真壁に対しての大真壁コールもあり、得意のスパイダージャーマンから、キングコングニードロップ2連発で勝利(18分29秒)しG1初優勝!

試合後、真壁語録の中でも最も有名と思われる、観客に悪態を付きながらも言葉に発した名言。

「サンキューな!」が飛び出す。

IWGPヘビー級選手権 中邑真輔 vs 真壁刀義

2010年5月3日 福岡国際センター

IWGPヘビー級王座に最年少で辿り着いた中邑真輔と、道場では先輩達に辞めさせる様なシゴキを受けてきた雑草魂の真壁刀義とのコントラストが明確なタイトルマッチ。

この試合は、中盤まで王者の中村が打撃で散々に攻めまくる一方的な試合展開。

しかし、真壁が起死回生で放った雪崩式のパワースラムによって、中邑の古傷である肩関節を脱臼してしまう!

ここから一気に流れが変わり中邑の動きが途端に鈍くなり、レフェリーストップも有り得る状況。

しかし、中邑も試合を止めようとしないし、真壁も勝つために脱臼した肩を攻撃する。

最後は、スパイダーからの、キングコングニーを2連発。

しかも、最後の二―ドロップは中腰の中邑に叩き込むレアなキングコングニードロップ(18分18秒)

遂に第54第IWGPヘビー級王者に戴冠した暴走キングコング・真壁刀義。

プロレスのリングにスイーツにタレント活動と、キングコングはこれからも暴走し続ける。