これはananなのか?
一瞬、ananかJUNONかと思ったぞ、この週プロの表紙は!?
まるで新たなプロジェクトを立ち上げたようなテコ入れ感、その意図は理解できる。
だが、私は認めたくないものだな、変革に伴う違和感というものを。
10年続いた前編集体制が終焉を迎え、井上光編集長のもとで数冊が世に送り出された。
WWEが大きくフィーチャーされるようになったことは評価に値する。むしろ歓迎すべき変化だ。しかし、戦局は常に一方向には進まない。
全日本プロレスの若手レスラーによる数ページに及ぶ特写。
女子レスラーのメイクアップ企画、そして、芸能雑誌かと思わせる武知選手のソロ表紙だ。
あまりにも爽やかだ。
週刊プロレスではなく、女性向けファッション誌の表紙かと錯覚したほどだ。
【週刊プロレスmobile】「週プロ早版」6月3日(水)発売号更新~“転生したらプロレスラーだった件”特集に武知海青ら登場、ウルフアロン×フワちゃん対談も/ブシロードが新日本株式譲渡/青木真也KODトーナメント制覇/林下詩美が古巣スターダム電撃参戦。定価630円https://t.co/Ya7SOcVyns#週プロ pic.twitter.com/G8FbxXv87H
— 週刊プロレス (@shupromobile) June 2, 2026
井上編集長といえば、NOAHやWWE、そして拳王選手の連載などで知られていると思うが、従来のローテーションかと思わせる、同じ女子レスラー一辺倒の表紙戦略と比べれば、確かに新鮮味はある。
だが、少々女性層へ舵を切りすぎてはいないだろうか。
あるいは編集部としては、「既存ファンや濃厚なプロレスファン諸君には、ビッグボンバーズよろしく「既存の読者はご退場願おうか」ということかもしれない。
そう考えると気になる。
長年現場を支えてきた古参記者たちは、この変化をどう見ているのだろう。
担当団体を黙々と取材し続けるのみなのか。
それとも、編集方針の変化など意に介さぬということなのか。
しかし、導き出されるであろう答えは単純かもしれない。
この大規模なテコ入れによって売上が伸びれば、それは正義となる。
逆に数字が落ち込めば、紙面は再び見直されるだろう。
市場とは、つねに結果で評価されるものだからな。
しかし、レスラーのバレンタイン特集や初デート企画が、週プロ読者の何%に支持されているのか、ぶっちゃけどうでもよすぎて、毎回、貴重なページをスキップしていた。
巻末アンケートも存在する以上、本当に不評なら自然と消えていくはずだ。逆に継続されるのであれば、我々が想像する以上の反響があるということになる。
時代は否が応でも変わり続けるし、そして読者もまた変わる。
誰かが言っててな「時代を変えるのは老人ではない!!」と。
もし新日本プロレスに続き、週刊プロレスまでも読まなくなってしまったら、残された拠り所は、もはやWWEのみかもしれんな。
フフフ……それもまた、一つの時代の終わりということなのだろう。

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