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高橋ヒロムが未体験ゾーン IWGP同時戴冠の可能性!?

高橋ヒロム
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ヒロムの知らない世界

IWGPジュニア王座を巻きながら、IWGPヘビー級王座に戴冠する…

51年の歴史を持つ新日本プロレスの中でも誰もなし得ていない、というより考えた選手自体いないかもしれない。

 

前人未到の偉業を達成する機会を自力で勝ち得た高橋ヒロム。

しかし、その道は実にハードであり、ダイハードと言えるだろう。

最初の大きな関門となるテクニシャンマスター金丸義信とのIWGPジュニアヘビー防衛戦。

 

金丸にとって降って沸いた大きなチャンスであり、SANADAの援護射撃にもなるだけに、いつも以上の気合いと一点集中攻めを仕掛けてくるだろう。

 

ここでヒロムには、王座陥落からのIWGP世界ヘビー挑戦だけは避けてもらいたい。

スーパーテンションを自認するヒロムにとっても、ファンにとってもさすがにテンションガタ落ちだ。

 

一方で、迎え撃つSANADAとしても、”ヒロムさん”とのシングルは楽しみであり、大きなプレッシャーなハズだ。

 

ジュニアのレスラーがヘビー級のトップを倒すこと自体、大きなサプライズなのに、ベルトを懸けて最高峰王者が負けるなど、今迄見たことが無い。

 

新日本プロレスに限らず・・・唯一、記憶にあるならば、当時、ジュニアからヘビーに転向していたとはいえ、秋山準を5分弱で破りGHCヘビー級王者になった小川良成くらいだ。

 

新日本の過去のヘビー級対ジュニアヘビー級マッチを紐解いても、橋本真也が獣神サンダーライガー(ヘビー仕様のバトルライガー)に勝利。

 

ここ数年で言えば、飯伏幸太もオカダカズチカも、エル・デスペラードにヘビーを超えさせずに勝利した。

 

ヒロム側で見れば、歴史的偉業であるが、SANADAからすれば、これほどの大失態もないだろう。

7年の歳月を経て、ようやく新しい景色を見せたのに、早速、景色を塗り替えられてしまう。

更にヒロムはその先(対内藤哲也)を見ているだけに、SANADAにすれば面白いわけがない。

 

ここでベルトを落とせば、ある意味、道化師と思える程に切なくなる。

しかし、ヒロムちゃんニューワールドみせるんじゃないかと思わせるだけにどうなるか想像付かない。

 

元・現ロスインゴ・ベルナブレス・デ・ハポン対決とも言える二人のタイトルマッチ。

新日本プロレスの景色を一変させるほどに、興味津々なカードだけに、非常に楽しみだ。