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フィンレーvsEVILデスマッチ戦!生き残る”ボス”はどっちだ!?

BULLET CLUB
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ボス同士のドッグチェーンマッチへ

6月15日、大阪での激突が決まった。BULLET CLUBの現リーダー・デビッド・フィンレーと、ハウス・オブ・トーチャーのボス・EVILが、ドッグチェーンマッチで雌雄を決する。これは単なる一戦ではない。

ふたりの“ボス”が背負うもの、奪い合うもの、そしてこれまでに築いてきた血と裏切りの歴史が激突する、避けては通れぬ決戦だ。

 

フィンレー率いる「WAR DOGS」は、BULLET CLUBの名を冠しながらも既存の勢力を一掃する形で台頭してきた。

その標的となったのが、メンバー増強でパワーアップしたハウス・オブ・トーチャーだった。

かつてのBULLET CLUBのサブユニット?である彼らは、EVILを筆頭に独自路線を突き進んできたが、もはや“BULLET CLUBらしさ”から外れた存在と見なされ、フィンレーの粛清対象となったのだ。

 

5.3福岡で行われた「ケージデスマッチ」の総力戦では、WAR DOGSが勝利し、ハウス・オブ・トーチャーは事実上の追放処分を受けた。

しかし、戦いが終わった後にリング上に残ったのは、勝者としての風格を欠いたフィンレーの姿だった。

試合中、EVILが放った執念の攻撃により、フィンレーはリーダーとしての威厳を保てぬまま醜態を晒してしまう。その屈辱を、フィンレーは決して忘れていない。

そして、ついに決まった“鎖に繋がれた”シングルマッチ――ドッグチェーンマッチ。チェーンで互いの体を繋ぎ、逃げも隠れもできない、暴力と執念が支配する試合形式である。

ここには、策略もルールも通用せず、EVILはこのようなアナーキーな戦場を好む傾向があり、過去にも幾度となくラフファイトで勝利を収めてきた。

一方のフィンレーもまた、BULLET CLUBを名乗る以上、手段を選ばぬ非情さを体現せねばならない立場だ。

 

気になるのは、今回の試合で“決着”が本当につくのか、という点だ。WAR DOGSにも、ハウス・オブ・トーチャーにも、リング外からの介入という“常套手段”がある。

リング上の戦い以上に、セコンドの存在が勝敗を左右する可能性もあるのだ。完全決着か、あるいは混沌か――プロレスファンの視線が注がれるのは、そうした読み合いの深さにもある。

 

6.15大阪は、ただの抗争の続きではない。これは、BULLET CLUBの「過去」と「現在」、「未来」の獰猛な意志が激突する瞬間だ。

果たして、WAR DOGSとして新たな秩序を築こうとするフィンレーが、EVILという“旧支配者”を完全に葬り去るのか?それともEVILが一矢報い、再び闇の帝王としての存在感を見せつけるのか?

血塗られた鎖の先に待つのは、屈辱か、勝利か――歴史が動く、その瞬間に要注目!!