G1の夏を待ちきれなくて
今年もやってきました、真夏の祭典・G1 CLIMAX!
「今年は誰が優勝するんだろう」とワクワクしながら星取表を眺めていたら、Bブロックを見て思わず二度見です。
「いやいや、外国人選手、多くない!?」
もう国際色豊かってレベルじゃない。世界選手権の予選かと思いましたよ。
ウルフ・アロンもハーフということで数えると、純粋な日本人レスラーはたったの3人。そのうえ海野翔太は負傷欠場。
「もう日本代表より海外代表のほうが多いじゃないか!」
数年前のG1を知るファンなら、オカダ・カズチカ、内藤哲也、飯伏幸太らがしのぎを削っていた時代を思い出し、「時代は変わったなあ」と少しセンチメンタルになるのも無理はありません。
さらに今年は8月15日に天山広吉の引退試合も控えています。
「えっ、急じゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、最近の姿を見てきたファンなら、「よくここまで戦ってくれた」と感じるはず。
G1の熱狂とともに、一つの時代が静かに幕を閉じようとしているのです。
さて、話は海野翔太。
復帰したら今度は「サードチャプター」なんでしょうか。
ファースト、セカンドと来て、もう本のシリーズみたいになってきました。
実力は折り紙付きかもしれない、でも「レフェリーのお父さんに道場へ連れて行ってもらって、本隊で頑張っています」というだけでは、なかなか大きな支持は集まりません。
やはりファンの心を動かすには、生き様が必要です。
蝶野正洋は黒のカリスマへと姿を変え、内藤哲也は”制御不能”という唯一無二のスタイルを築き上げた。
猛牛天山広吉も3度ものG1優勝を遂げて、G1史上唯一の優勝パレードを行ったという・・・(笑)
ただ強いだけではなく、「この人を応援したい」と思わせるドラマを自ら作り上げたからこそ、大きなムーブメントになったわけです。
さて、中盤戦突入前に、優勝経験者ザック・セイバーJr.が意外にも星を伸ばせず苦戦。
一方でAEWから再び参戦したゲイブ・キッドは相変わらずの暴れっぷり。
初出場のウルフ・アロン、未知数のOSKARなど、新しい風も確実に吹いています。
しかし、個人的に期待したいのは成田蓮と上村優也。
この二人には、勝敗だけではなく、「次の新日本を背負う存在」になれるだけの可能性があります。
今年のBブロックは、絶対的本命が見当たりません。
だからこそ面白い。
「この人が来るだろう」と思った瞬間に別の選手が飛び出し、「優勝候補」が翌日には崖っぷちに立たされる。
それこそがG1最大の魅力です。
真夏のリングでは、常識も予想も一瞬でひっくり返る。
今年のBブロックから、新たな時代の主役は誕生するのか。
それとも世界から集まった猛者たちが、新日本プロレスの景色そのものを塗り替えてしまうのか。
この夏も、星取表を見ながら「いや、そうなるんかい!」とツッコミを入れる準備だけは、しっかりしつつ注目していきたいと思います。
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