誰よりも勝ち抜いた大岩陵平
いや、これはアップセットでしょう。
G1出場枠から、そのまま優勝ですよ。
「出場予選枠からですよ」
「そうなんです。出場枠から一気に優勝、しかもキャリア最短ですよ!」
「普通は経験を積んでからですよ」
「その経験を積む場所で、優勝しちゃったんですよ」
G1CLIMAX36、大岩陵平がまさかの頂点まで一気に駆け上がった。
しかも決勝では上村優也を撃破。
予選枠から勝ち上がって、最後は優勝戦まで制覇。これはもう文句なしの優勝ですよ。
史上最短キャリアでのG1制覇。
その姿は、G1第1回大会で優勝した蝶野正洋を彷彿とさせる、まさにダークホースだった。
「でも大岩って、急に強くなったわけじゃないんですよ」
「そうなんですよ。ちゃんと理由があるんです」
NOAHでの武者修行時代には、小川良成から技術を学び、ザック・セイバーJr.からも多くを吸収。そして、パワーは自ら鍛え上げてきた。
技術を磨いて、身体を作って、そして今回G1の頂点へ。
THE GRIP・大岩陵平、恐るべし。
そして勢いは、まだ止まらない。
9.27 神戸ワールド記念ホールで行われるIWGPヘビー級王座戦、辻陽太vs後藤洋央紀。
その勝者に、10.12 両国国技館で挑戦することが決定した。
「G1優勝したと思ったら、もう次のタイトル戦ですよ」
「忙しいですね」
「権利証を持って東京ドームまで、ちんたら引っ張ってた時代とは大違いですよ」
「ちんたら言うなよ」
それにしてもですよ。
辻と後藤、何回やるんだ、この二人は!
何度もぶつかる二人を横目に、大岩はもう次のステージへ進んでいる。
G1初出場から、一気に頂点へ。
そして次はIWGPヘビー級王座。
まさか本当に、このままTHE GRIP・大岩陵平が一気に新日本のテッペンまで駆け上がってしまうのか。
G1最大のサプライズは、もしかするとここから始まるのかもしれない、要注目!!


コメント