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白いベルト第1章が終わるも,これからのたむロードに期待!!

スターダム
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白いベルトと駆け抜けた中野たむ

スターダム2021年・ラストビッグマッチ両国国技館大会。

2021年は、日本武道館、大坂城ホール、そして両国国技館と新日本プロレスと遜色無いくらいにデカイ会場で興行を打てるスターダムは正にスターが集う団体とも言えます。

今年、ワンダーオブスターダム王者(白いベルト)としてずーっと団体を牽引してきた一人、中野たむ

日本武道館での同王座戦+敗者髪切りマッチとして、ジュリアとの壮絶過ぎる死闘。

アクトレス時代からの旧知の中である、なつぽいとのどろどろとした情念渦巻く激闘。

コズミック・エンジェルス初期メンバーである、ウナギサヤカと白川美奈との試合等、たむみずから情念のベルトという白いベルトの防衛を重ねてきます。

特に、なつぽいとの試合は、記者会見では、仲良く写る写真をビリビリに破り、試合では水を掛け合うなど、これぞ、情念が宿る遺恨戦と言える記憶に残る試合となりました。

そして、年内最後の防衛戦は、たむによって、プロレスに導かれた上谷沙弥との試合。

師匠と弟子と言える関係であり、これまでの様なドロドロした関係ではないだけに、よりプロレスの実力、勝敗がシビアになってくる試合です。

タイトルマッチで弟子が師匠を初めて超えた!

今年の7月以来、2度目となる両者のタイトルマッチ。

シングルマッチでは、上谷はたむに何度も勝っていますが、たむが持つ白いベルト戦で勝ってこその師匠越えでしょう。

一発一発の重みは、スピンキックやバイオレット・シューティング等、たむにあると考えますが、上谷の度を越えた空中殺法があり、この日もスワンダイブ式プランチャや、断崖式フランケンを決めてくる!

終盤に、たむはバイオレット・スクリュドライバー、そして必ずピンを取ってきたトワイライト・ドリームがロープ際でカウントが入らなかったのが痛い。

20分を超えて、上谷が絶叫からのスタークラッシャー。

そして、今や一番の使い手とも言える、フェニックス・スプラッシュでたむをピンフォール(21分59秒

上谷「中野たむ、たむさん(涙声)、私がベルトの呪いを解きました。今度は、あなたが、私の背中を追いかけてきてください。2022年は、ゴールデン・フェニックスが、さらに、さらに、さらに、大きく羽ばたいてみせます」

たむ「上谷、白いベルト、よーく似合ってるよ。たむの次にね。中野たむは、どんな逆境でもはい上がる、しぶとい女だから。覚悟しとけよ」

引用:スターダム公式サイト

遂に、タイトル戦でもたむから勝利し、白いベルトを”全力のベルト”に変えていくと宣言。

早速、次期挑戦者候補に、ウナギサヤカが、空気読まない日本人離れした(笑)しかし、プロレスラーとしては、真っ当とも言える言動で名乗りでる。

たむは、インタビューで、白いベルトは “私の全て、存在そのもの”と言ってますが、陥落したとしても、スターダムの中心、コズエンのリーダーであり、女子プロレスラーを代表する選手であることは全く変わりません。

オリジナル技も多彩で、且つ技を放つ、放った時のムーブ、フォームが非常に見栄えするし、キレイな感じがします。

ジュリアとの遺恨再燃も勿論、興味深いですが、これまであまり絡みの無かった選手との遭遇も非常に楽しみなので新たに始まる”たむロード”に要注目です。