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鷹木信悟 KOPW防衛!38分15秒のStay Alive!!

鷹木信悟
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時間無制限3本勝負より過酷なルール

アルティメット・トライアドマッチ・・・自身の異名が “アルティメット・ウェポン” のアーロン・ヘナーレだけにまさにアルティメット(究極)のルールを持ってきた。

 

時間無制限勝負、場外カウント無し、反則裁定無し。3カウントフォール、ギブアップ、10カウントダウン(ノックアウト)の3つを奪った方が勝者とする。

 

2本先取でもなく、ピンフォールオンリーでもない、資格試験で一つの分野に点数が偏っても合格できない様な(笑)凄まじいルールだ。

 

鷹木は故郷の山梨大会のメインでまさかのヘナーレに連敗を喫し、バックステージで倒れ込むほどの醜態を晒してしまった。

 

連敗し、ベルト返上もよぎる程のダメージを負ったが、平常心を取り戻したようだ。

鷹木信悟

俺は2連敗していて後がない。

ベルトはあるが気持ち的には失う物はない。

先月まで迷いや不安もあったが現時点ではリラックス出来ている。

初心を忘れず、最後まで信念と覚悟を持って闘うのみだ。

最後に頼るのは気合と根性、そして底力!(抜粋)

引用:新日本プロレス公式サイト

 

デスマッチではないが、お互いを極限まで追い込んで闘うような、凄まじいサバイバルマッチであり、観客は今迄見たことのない光景を目にするかもしれない。

鷹木信悟が敬愛してやまない長渕剛の失望、絶望を乗り越えて、勇気やハツラツを生み出す曲を彷彿とさせる。

 

連敗中や試合前は、Loser や TRY AGAINのもう一度、もう一度と思わせる。

試合中は Captain of the Shipや、Come on Stand up! ヨーソローや立ち上がって向かって行く勇気。

そして、試合後はどの名曲を夢想させてくれるのか?

ヘナーレ史上、最高の大勝負

対戦相手のアーロン・ヘナーレにしても、これまでの新日本プロレス史上での試合の中でも、一世一代の大勝負であることは間違いない。

オーカーンは勿論、オスプレイがあんなに喜ぶのを見て、こちらまで嬉しくなってしまった。

 

NJCUPでヘナーレが鷹木に勝った瞬間のエンパイアのメンバーの喜びようを見て、ヘナーレの人柄や、苦労を察したからこその歓喜の瞬間だったのだろう。

 

果たして、試合後に木魂する勝利の入場曲と共に栄光と最高の達成感を勝ち得るのはどちらになるのか?

 

・・・鷹木信悟が 10カウントダウンで38分15秒!の激闘にStay Alive! KOPW2023争奪戦の防衛に成功した。

 

1本目はヘナーレが鷹木からアルティマで先取するも、すぐさまグランドコブラで取り返す。

2-2で迎えた最後、鷹木がなんとかカウント9で立ち上がり死闘を制した。

 

しかし、勝利をマイクを話すことも出来ず、ヒロムの肩をかりて退場した辺りに、本当に激闘だったのがより伝わってくる。

昨年末に小さいトロフィーから、チャンピオンベルトに昇格させ、一時は撤退を仄めかすも今年もKOPW最前線のど真ん中で大活躍。

 

そして、過酷なサバイバルマッチも乗り越え、もうTKGはKOPW戦線で全てやり尽くした様にも見えるのは私だけだろうか。

しかし、ヘナーレを1段階も2段階も上げて、凄まじい死闘を制した鷹木信悟は常在戦場、大和魂はスゴ過ぎる!!