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るろうに剣心 北海道編 6巻 感想

るろうに剣心
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北海道編 6巻の主役は表舞台から退いていたあの男

北海道編 第6巻は、一言で表せば、武田観柳の出ずっぱり、大活躍と言って差し支えない気がします。

それほどに無くてもいいのに(笑)強烈な存在感と、ガトリングガン(回転式機関砲)を含めた見せ場があります。

 

相楽左之助は、安慈和尚といい、剣客兵器・於野冨鷹といい自分より遥かにデカイ巨躯と相手との闘い、分かり合える潔さを持ち合わせてます。

 

緋村剣心が全力を振るう程の剣客兵器でないにせよ、観柳と阿爛の二人の “商人”が知略を駆使して挑みます。

 

そして、明日郎が剣心にあれほど無限刃の使用を禁じられたにも関わらず、抜刀した結果は如何に!?

しかし、少年漫画の主人公、しかも剣心がおっさん呼ばわりされるとは、違和感しかない(笑)

武田観柳「ガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガトガト!」とけたたましく絶叫。

剣客兵器との闘い、剣心との対峙とまぁ、まぁ出過ぎてます(汗)

 

この巻でお役御免となりそうですが、実写映画と宝塚歌劇での武田観柳の活躍に射抜かれて、和月先生の構想意欲をより引き立たせたようです。

 

今後は、こういったコミカルを含んだ戦いはなさそうなだけに貴重な戦闘だったかもしれません。

そして、剣客兵器と対峙する斎藤一(愛刀は折れたまま)と永倉新八の新選組コンビの闘いが次巻で描かれるのか、半年?1年(笑)をとても楽しみに待ちたいと思います。