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空手バカ一代 第7話 むなしい勝利 感想

空手バカ一代
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飛鳥拳、全日本空手大会に優勝するも・・・

飛鳥拳、空手大会に優勝するも自身の悲願は未だ叶わず

飛鳥拳は、全日本空手道選手権で、名うての空手家を倒し日本一を達成。

 

しかし、日本一にはなるが、自身のやりたい” 一撃必殺 ” の空手ではない。

寸止めの大会での優勝のため手放しでは喜べない。

一撃必殺の空手とスポーツ化された空手の対立。

飛鳥自身も自らの野獣性を隠すことが出来なかった。

その飛鳥の空手を、喧嘩空手と非難する既得権益を手放したくない空手協会会長。

新たな胎動を良しとしない空手協会

どの世界でも新しい事をやろうとすれば、上手くいくわけがない、止めてしまえとストップが入る。

空手バカ一代は、作品は知っていたものの内容は全く知りません。

事前の想像では、もっとガンガンと強敵をバッタバッタとなぎ倒していく漫画と考えていただけに(笑)その意外性が新鮮です。

飛鳥は、ずっと山籠もりしてただけにほぼ一文無しの状態。

 

日銭を稼ごうとすれば、騙されてしまうという八方ふさがりに陥るが、それでも満州で出会った拳法の達人の教えを、相手がわかる迄根気よく教えることが大切という言葉を思い出す。

 

李先生「喧嘩をしたら殴り放しではよくない。相手が悪かったと反省するまで忠告してあげる。

それが、出来ないなら怒る資格はない」

 

再び、飛鳥空手の普及、追求に向けて前進する。

 

李先生の話は深い。

相手と喧嘩をすれば、相手を負かすまでは退きたくないし、負ければその場では反省など中々できることじゃないからです。

飛鳥の私服と挑発が金八先生を彷彿させるのが中々笑えます(笑)