G1優勝戦より先にソールドアウト!!
さあ皆さん、来ました!猛牛・天山広吉、魂のラストマッチまであとわずか!
あれほど「打たれても立つ!」を体現してきた男が、最後はわずか5分一本勝負。この数字が何より雄弁です。
どれだけ全身を削り、プロレスという名の戦場を駆け抜けてきたのか――その勲章が、今の身体に刻み込まれているのです。
それでもリングに立つ。
それはファンへの恩返しであり、自分自身への最後の決着。そして、最後の相手が小島聡だからこそです。
テンコジ――「1+1は2じゃない、200だ!10倍だぞ10倍!」の名言そのままに、新日本プロレスのタッグ戦線を何度も熱狂の渦へ巻き込んできた黄金コンビ。
その歴史は、ベルトだけでは測れない絆で結ばれていました。
しかし、その歩みは栄光ばかりではありません。
天山自身が「あれだけは思い出したくない」と語った、IWGPと三冠を懸けたダブル選手権。
あの日、本来なら60分を戦い抜き、壮絶な引き分けで幕を閉じるはずだったドラマは、脱水症状に襲われた天山のアクシデントによって思わぬ結末を迎えました。
会場にはブーイングが飛び、小島も悔しさを隠せなかった。あのリングには、勝敗以上に「最後まで戦い抜きたかった」という二人の無念が残されていたのです。
だからこそ、あの試合は語り継がれる。
1988年8月8日、アントニオ猪木と藤波辰爾が60分を戦い抜いた伝説の時間切れ引き分けとは結末こそ違えど、プロレス史の中で忘れられない一ページとして刻まれているのです。
そして迎える8月15日、両国国技館。
G1優勝決定戦よりも先に完売したという事実が、天山広吉というレスラーの存在価値を物語っています。
果たして猛牛は、最後の5分で何を残すのか。
鬼軍曹 山本小鉄さん、天山を作り上げた大剛さん、そして激しく蹴り続け、誰よりも天山の受けの強さを知り、いたずらも半端なかった破壊王・橋本真也も、きっと「最後まで天山らしく暴れてこい!」と言っているのではないでしょうか。
テンコジ最後の夏――。
これは引退試合であって、引退試合ではないかもしれない。
35年以上にわたりプロレス界を駆け抜けた猛牛・天山広吉、その魂がリングに刻む”最後の雄叫び”なのです!
そして、最後に気付いたのです、有名な「1+1は200 10倍だぞ10倍!」は、天山が間違えたのかとずっと思っていたら、実は、小島聡だった・・・そう思っている人、10倍、10倍はいるだろう(笑)
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