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ABEMAでWWEが見れる至福の3年間が終わってしまう・・・

WWE
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ありえなかった「WWE無料放送」の時代

いつかは来ると思っていた。

いや、来てほしくなかった。

その時が、ついに来てしまった。

RAW本放送を前に、解説陣から告げられたのは――2026年9月末をもって、ABEMA格闘チャンネルでのWWE放送終了。

……いや、終わるんかい!

正直、天を仰ぎましたよ。

そして、ため息。

また、ため息。

もう「ため息のロイヤルランブル」ですよ。

ABEMAでWWEを見始めた人には、もしかするとピンと来ないかもしれない。

でも、衛星放送でもない。

有料サブスクでもない。

もちろんインターネット環境は必要だけど、基本無料。

それで毎週、RAWとSMACKDOWNが見られる。

そんな時代が本当に来るなんて、昔の自分に言ったら、

「いやいや、WWEだよ?」

って言われますよ。

こっちも、

「いや、だからWWEが無料なんだよ!」

ってなります。

かつてJ SPORTSでWWEを見ていた頃なんて、加入していた同僚にDVDへ焼いてもらって見ていたんですから。

DVDですよ。

今思えば、ずいぶん手間かかってますよ。

その同僚も退会。

その後はローカル局のダイジェスト版などを見る時代になり、それも番組コンセプトが変わって、だんだん見なくなってしまった。

そして、WWEから疎遠になった。

そこへ現れたのがABEMAですよ。

「もう一回、WWE見ません?」

いや、見るよ!

むしろ見せてください!

こうして再びWWE熱に火がついた。

しかも、火がついたどころじゃない。

ガソリン撒いてきましたからね、ABEMA。

この3年間は、本当に濃かった

思い出すのは、旅行中に見たRAW。

CMパンクがWWEに復帰した瞬間は、本当にビッグサプライズでした。

「えっ、帰ってきたの?」

ですよ。

そのパンクも現在は世界王者。

そして再びヒール寄りになりそうな気配まである。

いや、忙しいな!

この3年間を振り返れば、まさにローマン・レインズとコーディ・ローデスの時代だったと言ってもいい。

ブラッドラインを率いたローマン。

そしてAEWから復帰し、スーパーベビーフェイスとしてリングのど真ん中に立ち続けたコーディ。

この二人を軸に、WWEの景色は大きく変わっていった。

勿論、ランディ・オートン。

セス・“フリーキン”・ロリンズ。

ドリュー・マッキンタイア。

サミ・ゼイン。

ウーソズら、数えたらキリがないWWEスーパースターズ。

女子ではリア・リプリー、リブ・モーガン、アスカ。

そして日本人として、世界的な人気を獲得し、レッスルマニアでも大きな存在感を放ったイヨ・スカイ。

いや、すごい時代を見せてもらいましたよ。

ユニットの軍団構想も、ブラッドライン、ジャッジメントデイに、ザ・ビジョンやMFT。

しかも、ファイナルテスタメントや、ワイアット6等、急にいなくなってしまうなど、日本の団体にはない容赦ない切り捨てもWWEだった。

・・・私がWWEを見るきっかけとなったジョン・シナ。

AJスタイルズに、ブロック・レスナー等、大物レジェンドたちの引退も見届けることになった。

「時代が変わっていくなぁ」

なんて感傷に浸っていたら、

ABEMAまで変わるんかい!

WWEを見ていたら、英語まで燃え上がった

実はWWEを見始めたことで、もう一つ大きな変化があった。

英語熱が再燃したこと。

WWEは試合だけじゃない。

プロモがある。

インタビューがある。

リング上でのマイクがある。

特にRAWやSMACKDOWNのオープニングなんて、英会話のLIVE教材みたいなものですよ。

「今日は何を言ってるんだ?」

と思いながら見る。

分からない。

字幕を見る。

もう一回聞く。

……気がついたら英語を勉強している。

WWE、英語教材だったんですよ。

しかも無料。

なんなんですか、ABEMA。

サービス精神が過剰なんですよ。

その結果、TOEICのスコアも大幅に伸びた。

プロレスを見ていたら英語力まで上がった。

そんな副作用ある?

あります。

WWEならあるんです。

さらに、週刊プロレスの新編集長となった井上氏も、WWEのゲスト解説で存在感を見せていた。

WWEが日本のプロレスメディアにも新しい刺激を与えていたことを考えると、単なる「海外プロレス番組の終了」ではないんですよね。

そして、高橋ヒロムがKYOKIとしてWWEへ

そんなタイミングでですよ。

高橋ヒロムがKYOKIとして電撃的にWWEデビュー。

「これからどうなるんだ?」

というところじゃないですか。

むしろ、

「ここから見たいんだよ!」

なんですよ。

新日本で暴れ続けてきた高橋ヒロムが、WWEという巨大な舞台で何をするのか。

中邑真輔ら日本人勢との絡みはあるのか。

どこまで上がっていくのか。

それをABEMAで追えると思っていた。

……思っていたんですけどね。

ここで放送終了。

いやいやいや。

一番見たいところで次回予告だけ置いて帰るな!

火曜と土曜の至福の時間

火曜と土曜。

この時間が楽しみだった。

仕事が終わって、WWEを見る。

それだけでいい。

時々、無料で放送されるPLEを見る。

過去のレッスルマニアを見る。

「今日は何が起きるんだ?」

とワクワクする。

それがなくなる。

サタデーナイト・メインイベントはYouTubeで見られるだろう。

それはありがたい。

でも、私はRAWとSMACKDOWNが好きなんですよ。

そこなんですよ。

特にRAWのオープニング。

あの空気。

あのマイク。

あの観客。

あれを見ながら英語を聞く。

そして「今の何て言った?」と調べる。

この時間が良かった。

プロレスを見ているのか。

英語を勉強しているのか。

英語を勉強しながらプロレスを見ているのか。

もう分からない。

でも、それが良かったんですよ。

ABEMAには感謝しかない。それでも……

正直、まだ気持ちの整理がついていない。

「ABEMAありがとう」

これは本当にそう思う。

3年間、毎週WWEを楽しませてもらった。

WWEから離れていた自分を、もう一度リングの前まで連れ戻してくれた。

それだけでも感謝しかない。

でも――

この先、WWEをどうやって見ればいいんだ?

そこが、まだ頭の中でまとまらない。

日本で放送されている番組を見渡しても、正直、

「これ、何を見ればいいんだ?」

と思うものも少なくない。

そんな中で、毎週楽しみにしていたWWEまで終わってしまう。

そりゃ、

「もう、それこそ何も言えねぇ……」

ですよ。

あまりにも突然すぎる。

あまりにも日常になりすぎていた。

だからこそ、なくなると実感した瞬間に、その大きさが分かる。

ABEMAでWWEが見られた3年間。

それは、ただ無料でプロレスが見られた3年間ではなかった。

ローマンの時代を見た。

コーディの躍進を見た。

パンクの復帰を見た。

シナやAJ、レスナーらの姿を見届けた。

イヨ・スカイの世界的な活躍を見た。

そして、今度は高橋ヒロムがKYOKIとしてWWEの扉を開いた。

さあ、ここからだ。

そう思った矢先に、

「9月末で終了します」

ですよ。

……いや、タイミング!

でも、文句ばかり言っても仕方がない。

最後に残るのは、やっぱり感謝です。

ABEMA、本当にありがとう。

火曜と土曜の夜を、至福の時間にしてくれてありがとう。

WWEをもう一度好きにさせてくれてありがとう。

そして願わくば――

また、どこかでWWEを毎週見られる日が来ますように。

……できれば無料で。

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